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ヒートテック、エアリズムやめました。

前回は最近使い始めた日用品、スキンケアについてまとめました。

今回はやめたことについて。

1)肌着上下

長年愛用していたユニクロのヒートテックやエアリズムの肌着や服を全てやめて、
無印良品の「綿であったか」シリーズに変えました。

きっかけはやはりかずのすけさんの動画。

上:綿であったかUネック8部袖Tシャツ
下:綿であったかレギンス

毎日、この上下を服の下に忍ばせています。

無印良品 綿であったかシリーズ

綿94%、ポリウレタン6%ですが、ほぼ綿100%と同じ感覚で着ています。

これに慣れると、
ヒートテックやエアリズムなどの化学繊維メインの服を着ると、
肌がむずむず痒くなるように。
着替えるたびにバチバチと静電気が起きてしまうのも、
とても不快に感じるようになりました。

肝心の防寒性は、というと、
屋外では、ダウンコートを着れば、東京の寒さくらいなら問題なし、
室内では、この肌着とユニクロのクルーネックTの二枚でちょうどいいです。

以前の記事に書いたユニクロのクルーネックTは、授乳が終わった今も私の制服として毎日活躍しています。
これは新色追加をするだけで、変にリニューアルはせず、デザインも綿100%の生地もそのままで販売し続けてくれているのが嬉しいところ。

冬山レジャーに行った時だけ、極暖ヒートテックも重ねましたが、
普段、暖房の効いた室内でヒートテックを着るのはむしろ暑すぎる
と感じるようになりました。

ボトムスも「綿であったかレギンス」を下に着るようになったことで、
春夏秋に履いているデニムを真冬でも着るようになりました。

真冬しか出番のない冬用ボトムスを買う必要がなくなったことで、

・自分の体型に合っていてるお気に入りのボトムスを真冬も履ける
・収納スペースの節約になる


とメリットを感じています。

通年着るなら、次にボトムスを買い換えるときは少し張り込んでもいいかな、
と思えるのも嬉しいところです。

ヒートテックのタイツも持っていましたが、
肌触り的にも、締め付け感的にも、
もう全く履く気がしないので、処分しました。

コロナを機にテレワーク生活に移行し、妊娠、出産を経て、
「我慢するファッション」「頑張るファッション」を
全くできなくなってしまいました。

もう少し余裕ができたら
「楽しむファッション」も再開したいですが、
今は自分がどれだけ楽に快適にすごせるか、が最重要項目です。

2)インナーソックス

靴下も昨シーズンまではヒートテックのものを使っていましたが、

あやじまさんが紹介されていた「シルクの5本指インナーソックス
を春夏秋に履いていた靴下の下に履くようになりました。

あやじまさんは寝る時も履いているとのことだったので、私も試してみましたが、
寝る時に足が覆われているのに慣れることができず早々に断念。
寝ている時以外、起床直後から就寝直前までずっと履いています。

我が家は床が冷えるので、
真冬はモコモコのルームソックスが必須でしたが、それも不要になりました。

ボトムス同様、冬用の靴下をわざわざ買う必要がなくなったのが嬉しいです。

昨年の11月末から使い始めてほぼ丸2ヶ月。
足裏の一部が薄くなってきているなと思っていたら、ついに穴が開きました。

3足セットで1890円+送料250円(税込)なので、
1足あたり約700円。
2ヶ月持つならまぁ許容範囲内かな、
と判断しています。

冬以外はまだ使っていませんが、
春以降も続けてみて、また感想を追記します。

3)子供服

最近のユニクロでは、ベビー服や子供服にも
ヒートテックやエアリズム、裏起毛、裏面フリースなど、
化学繊維のものが増えています。

数年前にベビー服が始まった頃は
綿100%であることを売りにしていたはずの肌着も
いつの間にかヒートテックバージョンが販売されていました。

でも、真冬でも外を走り回って汗をかく子供に
ヒートテックの肌着なんて必要なのでしょうか。
大人よりも体温が高く、汗をかきやすい子供は、
肌着ではなく上に着る服で調整したほうがいいのではないでしょうか。

我が家の息子は一年を通して、綿のタンクトップ肌着です。

ユニクロ KIDSコットンインナータンクトップ

このタンクトップに薄い長袖トップスしか着ていないのに、
真冬の夕方、かなり冷え込んでいる日でも、
公園で少し遊んだらすぐに暑くなるようで、汗をかいています。

私は暑いならコート脱げば、という感じですが、
子供が暑いからコートを脱ぎたいと訴えても、寒いから、風邪をひいてしまうからと
着たままでいるように頑張って説得しているママさんをよく見かけます。

基本的にじっと立って子供を見守っているだけのママ達と違って、
走り回る子供は本当に暑いのだと思います。
ただでさえ暑いのに、ヒートテックの肌着や裏起毛の服なんて着せられたら、
子供的にはたまったもんじゃないかと。

子供には元気でいてほしい、風邪をひかないでほしい、
と心配する親の気持ちはとてもわかります。

ヒートテックや裏起毛の子供服を作り、
それを新商品として全面に推すユニクロの商品棚を見ると、
そんな親心につけ込んでいるように感じます。


ユニクロの子供服は、他ブランドと比較しても、生地や縫製がよく、
ガンガン洗濯しても長持ちするので、
これからもお世話になると思います。
が、大人にウケているからと子供服にまで
ヒートテックなどを展開する姿勢に関しては、疑問を持っています。

4)ユニクロと無印の素材、価格

素材を意識してチェックするようになると、
ユニクロでは綿の商品がどんどんと減っていることに気づきます。
子供服だけではありません。

以前は綿が主素材だった商品も、
ヒートテック、エアリズム、裏起毛とモデルチェンジして、
どんどんと綿の商品が減っています。

私が意識をし始めたからかもしれませんが、
昨年度からよりこの傾向が強くなってきている気がします。

部屋着用のボトムスはずっとユニクロのものを使っていて、
今シーズンも買い足そうと探したのですが、
綿のものは全く見つからなくなってしまいました。

ユニクロ ウルトラストレッチパンツ
ユニクロ ルームウェアボトムスの比較

ほぼ同じ見た目ですが、素材が全く違います。

ソフトニットやヒートテックボアという言葉で高性能化したように見せかけて、
原材料費を下げる、ある意味うまい手法だとは思いますが…

直接肌に触れる時間が長いルームウェアだけでも
綿のものを販売し続けて欲しかったです。

今のが傷んでダメになったら他メーカーで探してみて追記します。

次はユニクロのヒートテック、エアリズム、無印の綿であったかシリーズ
を比較してみます。
全て8部袖Tシャツの肌着です。

ユニクロ 無印良品 肌着比較

こうして比較してみると、
ユニクロは暖かさUPやUVカット等で高機能化することで
着々と値上げしているのに対し、
無印良品のものは素材、品質の割に安すぎると感じます。

無印に買いに行ったとき、ヒートテックよりも安くなることに驚きました。
消費者として、安くていいものが手に入るのは嬉しいです。

ただ、生産国のカンボジア、原産国のミャンマーへの対価は適切なのか、
あまりに安すぎて、誰かの犠牲の上に成り立ってるのでは、と不安になります。

↑の動画で、

群馬から東京にトラックで運ぶより、
上海から東京にコンテナに詰めて船で運ぶ方が
圧倒的に輸送費が安くなった

メイドインジャパンが無くなっていくのは人件費が理由ではなく、
(人件費はもうそれほど変わらない)
海外からの輸送費の大幅なコストダウンが影響している

と知りました。

ユニクロや無印の商品もきっとコンテナにたくさん詰め込まれてくるのでしょう。

でも、輸送費を安く抑えられるとはいえ、この価格で本当にいいのでしょうか。

無印の商品はとてもいい商品なので、生産者に適切な対価を支払いながら、
今後も作り続けてもらいたいです。

2022/2追記

コロナ禍でコンテナの運輸費が高騰し、
東京ニューヨーク間が1コンテナあたり70万円だったものが500万円(約7倍!)になっているそう。

あと、そもそも中国や韓国の港が爆発的に大きくなり、相対的に存在感が薄くなった日本の港にコンテナ船が来てくれなくなっているらしい。

今は、マックのポテトがSしか売っていない、と騒いでいるけど、
これからきっと身の回りの色々な商品に影響が出る。

日頃お世話になっているユニクロや無印の商品にも影響が出てくる。
これほどの価格高騰は企業努力で吸収できるものではないはずだから。

このコロナ禍はまだ続くし、コロナが終わっても、きっと以前の物流の姿には戻らない。
消費者の視点で観察してみます。

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