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有楽町のビアホール『バーデンバーデン』の秘蔵レシピ。2種のチーズで作るバイエルン生まれの絶品おつまみ・オバツダ

1980年創業の老舗ビアホール『バーデンバーデン』では、こだわりのドイツビールと、アイスバインやソーセージ、ザワークラウトなどの本格的なドイツ料理が比較的リーズナブルに頂ける。中でも自信作の一つだというオバツダは、バイエルン州では定番のおつまみを日本人の味覚に合わせてアレンジした絶品料理だ。2種類のチーズとハーブなどの材料を混ぜるだけで、比較的簡単に真似することができるというので、その秘蔵レシピを特別に教えて頂いた。

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作り方を教えてくれたのは、バーデンバーデンの料理長を務める本多剛さん。玉ねぎのみじん切りを水っぽくしないコツや、長持ちさせるための保存方法なども丁寧に教えてくれた。おつまみとしてはもちろん、お好きなパンに塗って食べても最高に美味しいので、ぜひお試しあれ。

『バーデンバーデン』のオバツダの作り方

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<材料(作りやすい量・約6~7人前)>
クリームチーズ・・・140g
カマンベールチーズ・・・1ホール(約125g)
バター(有塩)・・・60g
玉ねぎ・・・1/2個
ディル(生)・・・1パック
卵黄・・・1個分
パプリカパウダー・・・2.5g
塩(アルペンザルツがおすすめ)・・・2.5g
粗挽き黒コショウ・・・1g
にんにく(みじん切り)・・・お好みで1グラム弱

<付け合わせ>
お好みのパンやクラッカー・・・好きなだけ

<あると便利な道具>
フードプロセッサー
小分け用ココット皿

<Point①塩は自然塩がおすすめ>
精製された食塩よりも、アルペンザルツやヒマラヤ岩塩などの自然塩のほうが、塩味がきつすぎず、まろかな仕上がりになる。食塩しかない場合は、塩の分量を少し控えめにしてもいい。

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バターは冷蔵庫から出したばかりのものを、角切りにして加える。パプリカパウダー、塩、黒こしょう、にんにくみじん切りも加える。

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卵は、殻に卵黄を乗せて白身を取り除いてからフードプロセッサーに加える。

<Point②バターは室温には戻さず角切りに>
バターはダレないよう冷たいまま使用する。混ざりやすいよう角切りにして加えるのがむらなく仕上げるコツだ。フードプロセッサーが無い場合はボウルと泡立て器でかき混ぜるので、バターやクリームチーズは室温に戻した方が混ざりやすい。

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