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お家でカフェ気分。 鎌倉『石窯ガーデンテラス』、幻の自家製ジンジャーエール

鎌倉・浄妙寺の境内に位置する、隠れ家的なベーカリーレストラン『石窯ガーデンテラス』。

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美しいスコティッシュガーデンを眺めながら頂く、本格的な欧風料理と石窯パンが評判で、拝観料を払わないとお店にたどり着けないというマニアックな立地にもかかわらず、店内にはいつもお客さんが絶えない。

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そんな石窯ガーデンテラスでは、今年ドリンクメニューの刷新が行われた。フレッシュハーブをふんだんに使った新メニューは、ぜひトライしていただきたい逸品だ。しかし、その裏で密かにメニューから姿を消したのが、私のお気に入りでもあった「自家製ジンジャーエール」だ。もう飲めなくなるというのはあまりに惜しいので、今回特別にレシピを教えてもらった。

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教えてくれたのは、ドリンク担当の山口さん(写真中央)。コロナウイルス対策として、厨房に入って教えてもらういつものスタイルではなく、分量と作り方のコツを聞いて家で再現してみた。思った以上に簡単で失敗のないレシピだったので、ぜひお試しあれ。

『石窯ガーデンテラス』の自家製ジンジャーエールの作り方

まずはジンジャーシロップを作ろう!

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ジンジャーシロップの材料(作りやすい量 ※シロップ約400ml分)
<材料(1人前)>
土生姜・・・160g
三温糖・・・230g
シナモンスティック・・・1本
クローブ(ホール)・・・4個
はちみつ・・・15ml
水・・・280ml
レモン汁・・・30ml
※お店ではもっと大量に仕込みますが、今回は家庭でも作りやすいように量を調節しました。

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<調理器具>
小鍋
フードプロセッサー(あればでOK)
こし器(茶こしや目の細かいざるでもOK)
保存容器(500ml程度。煮沸しておくと◎)
下準備
生姜は皮付きで使うので、細かい部分まで綺麗に洗う。黒ずんだ部分などは包丁で除く。

<Point① 土生姜とは?>
同じ生姜でも、獲れたてを「新生姜」、貯蔵して寝かせたものを「土生姜」や「ひね生姜」と呼びます。ジンジャーエールには、辛味が強く水分の少ない「土生姜」がおすすめ

①生姜をみじん切りにする

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量が多いのでフードプロセッサーを使うと楽。
ちなみに、生姜は固いのでそのまま入れるとうまく刃が回転しないことがある。その場合は一口大に切ってからフードプロセッサーに入れよう。

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これくらい細かくなったらOK。
この時点で生姜のいい香りが部屋中に広がる。

②鍋にレモン汁以外の材料を入れ、弱火に掛ける

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<Point② 沸騰させない>
ぐつぐつ煮込んでしまうとスパイスの香りがとんでしまうので、沸騰する直前に弱火にするのがコツ。沸騰させないことで、辛くなりすぎない効果も。

③あくが浮いてきたら除く

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④10分ほど煮たら火を止め、粗熱を取ったら、こし器で濾す

この時点で味見してみて、辛さが物足りないなら、もう少し加熱時間を伸ばしてみても。

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円錐型のスープ濾し(シノワ)があればベスト。茶こしを使う場合、途中で生姜が山盛りになってしまうので、別の器に移しながら濾そう。ザルなどを使う場合、まずは大きめのボウルなどを使ってシロップを濾してから、保存容器に移し替えるとこぼしにくい。

残った生姜もシロップをたくさん含んでいるので、お玉などで押して絞ると無駄が無い。

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⑤シロップが冷めたらレモン汁を加えて完成!

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今回作ったジンジャーシロップは約400ml。炭酸水で割ればジンジャーエールに、お湯で割ればホットジンジャーになる。今回は家庭でも作りやすいよう分量を少なめに設定したが、お店では一度にこの3倍量を作るのだとか。家族みんなで飲む場合は意外とすぐに無くなってしまうので、消費量に合わせて分量を調節しよう。

<Point③ ジンジャーシロップの保存期間は冷蔵庫で約2週間>
清潔な保存容器を使用すれば、冷蔵庫で2週間ほど持つ。途中で火を入れるとより安心。もっと長持ちさせたい場合は冷凍保存も可能。

ジンジャエールをつくろう!

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⑥ジンジャーシロップ40mlに対し炭酸水150mlの割合で割る

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もちろん、お好みで濃さを調整してもOK。今回は微炭酸タイプの炭酸水を使用したが、強炭酸タイプを使うとより刺激的な味わいになる。

<Point④ シロップは最後に入れるのがおすすめ>シロップを先に入れると底に溜まってしまい、混ぜると炭酸が抜けてしまう。氷を入れたコップに炭酸水を静かに注ぎ、最後にシロップを回し入れると、混ぜる必要が無いのでより美味しく頂ける。

いざ実食!

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一口飲むと、ジンジャーとスパイス、レモンの爽やかな香りがスッと鼻に抜ける。そして後からほんのりとジンジャーの辛さがやってくる。自家製ジンジャーエールというと、辛味が強いものが多いのだが、こちらは辛過ぎずちょうどいい。
一般的なジンジャーエールのレシピを見ると、生姜を細かくするほど辛味が増すようなのだが、沸騰させていないので余計な辛味やえぐみが出ず、香りが立っているのだ。誰でも飲みやすい、それでいて本格的な味と香りが楽しめる逸品だ。

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天気が良ければ、ベランダや庭にテーブルを出してティータイムを。涼しい風を感じながら頂けば、より一層『石窯ガーデンテラス』の雰囲気を再現できる。

取材・執筆=岡村朱万里 撮影=岡村武夫

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