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恋愛はマーケティングに役に立つ⑦(STP分析:ポジショニング)

STP分析編、最終回。ポジショニングをやるど。

みんな席につけ〜。

前回の授業(?)はこちら。


さて、今回はポジショニング。STP分析の最後です。

PはポジショニングのP。

いつもの、グロービス先生を呼ぼうじゃないか。
せんせーい。

では、ポジショニングを解説してもらいましょう。
ポジショニングとは・・・

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ポジショニングとは、ターゲット顧客の頭の中に、自社製品について独自のポジションを築き、ユニークな差別化イメージを植えつけるための活動。顧客に自社製品のユニークな価値を認めてもらうことで、競合製品に対して優位に立つことを目的にしている。
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簡単に言うと、前回までに決めたセグメント化されたターゲットに対して、「いいね!」って思われるように見せることです。「この人素敵!」って思ってもらえれば一番いいですね。

商品やサービスを購入する時、他の代替品を意識しながら、そして比較しながら購入をするのが普通ですが、ユーザーに選んでもらうためには「この商品とサービスはここが違う」というのが分かりやすくないと、その魅力は伝わりません。

マーケティング用語でいうところの「差別化」というやつですね。

この差別化は、ターゲットに刺さる内容のものでないと意味がありません。

前回の話でいうと、「スポーツ好きの男性が良い」と言っている女性に対して「俺は読書が好きだ」と言ってもあまり効果はないですよね。

そして重要なのは、その差別化というのは自分自身の真の強みでないと意味が無いのです。そもそも自分自身が寡黙な性格なのに、「明るい人が好きだ」と言っている人に頑張ってアプローチしても、その後の展開が苦しくなります。

ポジショニングというのは一言で言えば「自分の立ち位置を決める」ということですので、自分の強みを活かした無理のない立ち位置にすることが重要です。

あなたの強みと弱みはなんでしょうか。そしてその強みの中で、ターゲットとした相手に刺さるものは一体なんでしょうか。そして、その強みがライバル(競争相手)と違うものであれば、一番よいポジショニングとなるのです。


つづく


★こんな会社経営してます。
(株)トライエッジ(http://www.triedge.co.jp)
<事業内容>
①顧客管理システム(Zoho)の導入、運用代行
②マーケティング(営業・販売・集客)戦略立案
③販売データ、顧客データ解析
④メルマガ、SNS、LINE@運用代行


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