バンプがCD作ってないのでダウンロードせざるを得なかったという話

年末にふとこの動画見たんですね。

みなさんご存知、日清食品カップヌードルの2017年CMなんですが、1年以上たった今でもいいなぁと思うわけです。

で、さらにこのCMに使われているBUMP OF CHICKENの「記念撮影」って曲は改めて良いと思いまして。

こちらの動画を見ればわかるのですが、この曲はフルコーラスかつBUMP OF CHICKEN公式アカウントで紹介されています。つまり、Youtubeが聞ける環境ならいつでも誰でもフル聞けるわけです。

再生回数は今日(2019/01/09)現在で1425万回。すげぇ。


私は普段Google Play Musicを使って音楽を聞いています。月額980円で3500万曲が聴き放題というサービスです。

なのですが、このバンプの名曲はこの3500万曲には入っていないらしく、検索をしても出てきません。

じゃあCDを借りに行こうか・・・・と思ったのですが、なんとこの曲はCDが発売されておらず、配信限定シングルなのです。つまりお金を出して音楽サイトから買うしか曲は手に入らない。

Google Play Musicで探すと1曲250円。ちょっと悩んだのですが、いい曲だし、レンタルショップに行っても無いわけなので、買うことにしました。

うん、やっぱいい曲だ。


で、配信限定シングルというものなのですが、改めて調べてみるとバンプだけではなく、ミスチル・B'z・サザン・宇多田ヒカルなど、主要なミュージシャンはことごとく自分の作品に使っています。

いかにCD販売数ランキングというのが意味を成さないか、ということを物語ってます。

2018年上半期のCD販売ランキングは、韓流アイドル、AKB系アイドル、ジャニーズ以外は全く姿がありません。


AKBなどにしても、おまけの握手券がメインであって、握手という”体験”のためにCDをツールとしているに過ぎないわけで、純粋音楽だけでCD売ってますというミュージシャンって、もうほとんどいないんじゃないかなと思います。

一方で配信ランキングを見るとこんな感じ。

上位10位にCDランキングベスト10に入っている曲は1曲もありません。シングルだけを見れば、AKBとかジャニーズとかこの世に存在していなんじゃないかって思えるほどです。


ここ近年はこうやって音楽業界では配信サービスで曲を売りつつ、Youtubeなどでも積極的に露出して動画経由の広告収入を稼ぎ、さらにコンサート・ライブなどの”体験”で収益を得る、というのが大きな流れのようです。

ネットを上手に活用しないとどう仕様もない時代にすでに突入をしているのですが、平成と言う時代は音楽業界にとっても大きな変革が起こった時代なんだなと改めて実感をしました。


ただこの中で、日本人ミュージシャンたちの曲が、グローバルでヒットしているという話が殆ど聞かないのが気になるところです。

これだけネットが広がっていて、世界中のどこでもアクセス出来る状態なのに、いったいどういうわけなんでしょうか。

ちなみに私がいつも聞いているGoogle Play Musicに、ヒット洋楽ミックスみたいなプレイリストが入っていて、それらに入っているミュージシャンの国籍を見てみると、アメリカやイギリスばっかりなのかな思いきや、フランスやスイス、スウェーデン、ノルウェーなどの国の方々がゴロゴロいます。

英語という壁はあるものの、グローバルに音楽を届けられるミュージシャンが日本から登場していくといいんですけれど。

それはそうとバンプ、アルバム出してくれ。

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