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新規事業開発担当者が読んでおくべきビジネス本 3選

仕事柄、新規事業の立ち上げに係わる事が多いんですが、新規事業の立ち上げって結構大変です。何せ今までなかった事業をやれとか、今まで売ってこなかった商品売れとか言われるんですから。

新規事業ってことは自分でお金を調達して行う起業とは違いますが、とはいえやることは普通の仕事とも全然違うわけです。

普通の仕事はある程度やること決まってますし。

新規事業開発はなぜ大変なのか

新規事業開発が大変な理由はいくつかあります。
ちょっとそれを列記してみます。

不確実性


新規事業の成功には不確実性が付きまといます。市場の反応や競合の動向などは事前に予測できません。
そのため、リスクを最小限に抑えながら事業を進めるために、慎重なプランニングや市場調査が必要です。

資金調達


新規事業は、初期段階ではまだ収益を上げていないため、資金調達が困難なことがあります。

事業として始めてみたものの、予定通りの収益が得られない、といったことはよくありますが、そのせいで社内からの信頼を失い、事業が中止になる、といったケースはよくあります。

特に、新しいアイデアや未開拓の市場に挑戦する場合、社内からの信頼を得るためには、より高いハードルを超える必要があります。


商品・サービス開発


新規事業は、市場ニーズや顧客要望に応える新しい製品やサービスを開発することが求められると思います。

しかし、製品の設計やプロトタイプの開発、製造プロセスの確立など、多数の工程を経て完成させる必要があります。


チームの構築

新規事業は、複数の分野で専門的な知識やスキルを持ったチームが必要です。

これらのチームを構築するためには、適切な採用プロセスやチームビルディングが必要ですが、これが不十分でチームが空中分解してしまうようなケースがあとを絶ちません。

また、新事業を推し進めていくためには、チームのコミュニケーションやリーダーシップも重要となります。


以上のように、新規事業開発は不確実性が高く、多くの課題が存在します。そのため、新規事業をしっかりと成功するためには慎重な計画とリスクマネジメント、優れたチーム構築が必要となります。


新規事業担当者こそ本を!

新規事業にかかわるみなさんの中には、いままで普通にサラリーマンをやっていて急に指名された、みたいな人も結構いると思います。

自分で新規事業を希望した人
希望してないのにいきなりやることになった人

状況はそれぞれだと思いますが、やるとなったら是非成功させて頂きたいと思います。

そんな人が新規事業を任されることになったとき、もしくは悩んだときに読んだほうがいい本を3つ選びました。

よかったら参考にしてください。



①「リーン・スタートアップ」 エリック・リース著

この本は、新しいビジネスを開発するための方法論である「リーン・スタートアップ」について解説しています。

リーン・スタートアップは、ビジネスモデルや製品の開発を迅速かつ効率的に行い、市場のフィードバックを取り入れることで、新しいビジネスを成功させる手法のことです。

この本では、リーン・スタートアップの考え方や実践的な方法が詳しく解説されています。


②「ビジネスモデル・ジェネレーション」 アレクサンダー・オスターワルダー著

この本は、ビジネスモデルの開発について解説しています。
ビジネスモデルとは、企業がどのように収益を得るかを定義する枠組みを指します。

こちらの本では、ビジネスモデルの概念や設計方法、実践的なツールが紹介されています。
また、ビジネスモデルを設計する際に必要なマーケティングや戦略についても解説されているので、おすすめです。


③「デザイン思考でイノベーションを起こす」 ティム・ブラウン著

こちらの本では、「デザイン思考を用いたイノベーション」について解説しています。
デザイン思考とは、ユーザー中心のアプローチを取り入れ、製品やサービスの開発を行う方法論です。

この本では、「デザイン思考」の考え方やプロセス、成功事例が紹介されています。
また、デザイン思考をビジネスに応用するための方法についても解説されています。


まとめ

これらの3冊は、新事業開発に取り組む人にとって役立つ知識やスキルを提供してくれる、非常に有用な書籍です。

新規事業に関わる人は忙しいのが普通で「こんな本を読んでいる暇など無い」と思う方もいらっしゃるでしょうが、知識は荷物になりませんので、急がば回れという言葉もありますし、是非手に取ってもらえればと思います。


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