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山本太郎、須藤元気を応援。JCP大丈夫?


れいわの有力支持勢力である左巻きのリベラルクラスタにとってはいまだワクチン問題がタブーの中、さすが山本太郎は機を見るに敏である。

須藤議員は、立憲の原口議員が代表を務める超党派のWCH議連の中心メンバーの一人。先日の池袋2万人デモなど盛り上がりを見せつつある反パンデミック条約運動、いずれは大きな国民運動となると判断したものと思われる。近い将来に起こるであろう政界ガラガラポンで、おそらくれいわは大きく議席を伸ばす。

危惧されるのは、ワクチン問題についていまだ「陰謀論」と考えていると思しきJCP。コロナワクチンの特例承認について懐疑的であった2020年秋段階における倉林明子議員のスタンスを堅持していたならば、今頃は先日の池袋集会を上回る規模のデモ行進の先頭に(チャンネル桜・水島総とともに)JCP幹部が並ぶ姿が見れたはずだ。

国政政党の中では対米従属からの脱却を最も明確に主張しているJCPは、潜在的には次期の総選挙において議席を倍増させる可能性があったが、ウクライナ問題やコロナ対策に対する姿勢で、その可能性を大幅に減退させている。

医療関係組織を有力支持団体にもつJCPは特にTPP反対運動以来、日本医師会とは良好な関係にある(小池書記局長は日本医師会設立76周年記念式典に出席、挨拶している)。

医療のあり方に対する批判の高まりや直近におけるワクチンほかコロナ対策費で裨益した医師・医療機関の存在が槍玉に上がる中で、医師に対する国民の視線は厳しさを増している。医師会との関係、JCPにとっての”損益分岐点”を見誤ってはならない。

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