三四郎

徒然なる記録

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最近の記事

『アフターデジタル』:オフラインがなくなる世界とは?

またまたすっかり書評を書かずに半年くらいたってしまいました。。 というか本自体もあまり読んでおらず、怠惰な生活を送っておりました。 2021年はもっと読んで書いていきたい。 本書を読む前に考えていたこと 少し前に話題になった本書なので、 なんとなく、以下のようなことが書いてあるのかなと思っていました。 データを取得する技術が従前と比較できないくらい進化している。 故に、すべてがデジタル化され、デジタルでないものはなくなる。 中国ではすでに、その世界観が実現されつつある

    • 『Work Rules!』(の要約):自由と規律のバランスを保つには?

      読む前に考えていたこと 自身が会社の採用に関わる中で、 優秀な人材を見抜くために、どんな問いを投げればいいか? ということをぼんやり考えていました。 そんな中で、たまたまTwitterで、本書を見かけ、 「どうやら、データに基づく評価」が 採用の場面でも活きる的な評判を目にしたので、 読んでみようかと思いました。 そして最近は実際に本を読んでみる前に、 要約サイトやYoutubeの解説動画をチェックするようにしてます。 理由は、いろいろあるのですが、 ・先に概要が頭に入って

      • 『ゼロ秒思考』:思考を1歩前に進めるには?

        こちらの本、2014年に一度読んでおり、 当時は「( ´_ゝ`)フーン」で終わってしまい、 上手く自分のものにできず終わっていました。 ただ6年経ったいま、すごく腹落ち感が強くなっていて、 なるほど!そうだよね!と思う文章がたくさんありました。 読書前に考えていたこと 一度読んだことがあり、 「メモ書きの重要性について書いてあった」 というのは覚えていたのですが、 最近シンプルに 「言語化できないことって、もちろん相手に伝えられない」 「今もやもや思い浮かんでることを文字

        • 『ズラシ戦略』:自分にとって"働く"とは?

          またすっかり前回の書評から時間が経ってしまいました。 ついつい、書評を書く前に次の本を読み始めてしまう。。 Amazonのせいですね。 読む前に、本に書いてありそうなことが、実は書いてなくて、 口直しのためにというか、当初の目的を達成するために、 また似たようなテーマの本を手に取って、、 というのを繰り返してます。 仮に思い描いていた内容と違ったとしても、 読んでみるとそれはそれで学びがあり、 とてもいいのですが、 じゃあ、学んだなりに何かアクションプランに 落とし込まない

        『アフターデジタル』:オフラインがなくなる世界とは?

          『シン・ニホン』:非連続の成長を生み出すためには?

          いわゆる”コンサル本”を読んでいて、 感じていた違和感に応えてくれる本です。 読んだの3月くらいなんですが、、汗 その違和感は、 「賢い人たちが小難しい理論やフレームや過去事例を 分析して導き出される戦略が企業の競争力を上げるの?」 というもの。 NewsPicksの中で、 落合陽一さんと安宅さんが対談して、 その中で安宅さんは、 「スケールで差別化を図る時代は、終わりに近づいている」 とおっしゃっていました。 つまり、いま時代の先端を行っているとされる企業は、 スケー

          『シン・ニホン』:非連続の成長を生み出すためには?

          『論点思考』:論点は何か?

          内田和成さんリスペクトシリーズ第2段。 『仮説思考』の姉妹本?の『論点思考』です。 『仮説思考』は昔確かに読んだ記憶があったのですが、 多分『論点思考』は、今回初めて読んだ気がする。 課題解決の方法論は巷に出回ってますが、 本書は、課題解決の方法ではなく、 どのように課題の設定をするか?について、 つまり 「論点」 について書かれた本です。 本質的には、『イシューからはじめよ』でも、 同じことが強調されていたと思います。 社会に出て働く、ということは、 何らかの課題を

          『論点思考』:論点は何か?

          『筋の良い仮説を生む問題解決の「地図」と「武器」』:その仮説は事業部長の目線か?

          内田和成さんの名著『仮説思考』からの、本著。 マッキンゼー・リクルート社などを経て、 ビジネスブレイクスルー大学で講師をなさっている 高松康平さん が著者。 経歴見てみると、、、同世代やん!! 頑張らないと、ダメですね。泣 そんなスーパーな高松さんが書かれた本著、 題名にある、「どうやったら筋の良い仮説を作れるの?」 に対する解が書かれている、というよりは、 問題解決の手順と考え方について、書かれているイメージです。 つまり、仮説思考型問題解決の、 具体的な視点の持ち方や

          『筋の良い仮説を生む問題解決の「地図」と「武器」』:その仮説は事業部長の目線か?

          Mellow Down Easy:小袋成彬の回

          2019年のお盆に収録された回の Mellow Down Easyで、 小袋成彬さんが出演していました。 https://www.youtube.com/watch?v=giA-gIQOnyk こちらの動画を、公開されて直後に見て、 面白いなーと思っていましたが、 また時間をおいて、たまたまYouTubeに出てきたので、 自粛Daysの勢いに任せて、見てしまいました。 やっぱり、面白いです。 音楽の詳しいことは、僕はわからないので、 出ている3人(ハマ・オカモト、lica

          Mellow Down Easy:小袋成彬の回

          『仮説思考』:“深く”考えられているか?

          やってしまった 1回目の読書録作成から時間が経ってしまった。。 書こう、書こう、と毎日思うのだけど、 「あ、この本面白そうだから読んじゃおう」 なんて思ってると、読書録を書かずにかれこれ2週間。 (厳密にいうと、思い立ったのは3月頭くらいだから1ヶ月以上経ってる) 書くよりも、読むほうが、楽なんだと思います。 言葉を捻り出して、記録するって、慣れてないと結構大変です。 でも、学びを定着化するために、アウトプット、します。 心に残ったメッセージ “少ない情報でストーリーをつ

          『仮説思考』:“深く”考えられているか?

          『イシューからはじめよ』:解くべきイシューは何か?

          読書録記念すべき1発目です。 というか、まさに、読書録を始めようと思った一冊です。 安宅和人さんの『イシューからはじめよ』。 2010年発刊で、そこから10年たった2020年現在も、 ビジネスの世界では必読の書として挙げられる事が多いです。 私は、大学生の時に読み、学生ながら痛く感動したことを覚えています。 (学生なのに、なぜこの本に感動できたのか、今ではよくわらからない) そして、2020年のいま、再度、痛く感動しております。 ちなみに、以下のくんぺーさんのnoteの図

          『イシューからはじめよ』:解くべきイシューは何か?

          読書録としてのnote

          ごく個人的な読書録をつけたいと思い、noteを始めます。 そもそもの問題意識 本を読んでも、 ・内容を忘れてしまう(なんとなく、いい本だったな、で終わる) ・行動に結びついていない(学びが活かされていない) というのが現在の状況です。 なんとかせねばとは思っていたが、 具体的にどうする、ということなく過ごしてきました。。。 本を読むのは嫌いではなく、むしろ、 ・特にお勧めされた本 や、 ・自分の尊敬する人が紹介しているような本 は、 必ず読むようにしているのですが、 読書

          読書録としてのnote