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【理想の三線探偵団09】 三線ケースを作ろう(おまけ編)


 前回までで紹介した手作りの三線ケースですが、はぐれ三線がまだあるので、順番に製作しています。

 基本設計は同じなので、兄弟ケースになりますが、今回は「取手」と「金具」を違うものに変えて「守礼印ケース風」の仕立てにしてみました。


 今回は、前回の可愛い感じとは変わって、「シック」に仕上げています。

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 上が前回の水色ケースで、下が今回の茶色ケースです。仕様は同じで、リメイクシートを全面に貼っています。


 今回の特徴は取手と金具!

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 取手はベース金具が一本のスタイルを選びました。

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 そして、本家ケースとおなじように、鍵つき金具をチョイス!

(留め金具はオリジナルの3つから2つに減らしています)


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 内部は濃いグリーンでまとめました。外側の茶色とのバランスです。

 前回のもそうですが、胴の表側をまもる「べろーん」としたベロみたいなパーツはつけていません。

 基本的には私は三線袋に入れてからしまうので、べろんちょは不要ということで。ポケットもなしです。べろべろポケットは修理しづらいんですよ~。

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 また、上の写真では紐が見えていませんが、ちゃんと紐がくくれるように隠し穴を開けています。あとで紐を縫製したら取り付ける予定です。ミシンを動かすのは奥さんとの共同作業(笑)

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 いちおう↑こんな感じでおさまります。

 中央部分は、きちんとA4ファイルサイズのテキストなどが入るように設計しています。大きめで余裕があります。

 小物を入れた袋をほりこむとしたら、ヘッド(天)まわりの空間に入れることになるでしょうね。


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 2つ並べてみました。ちょっとこの写真ではわかりづらいですが、当然取手の位置は右よりにずらしてあります。重心を考えた設計です。


 前回、今回とも廃材を利用してケースを組んだので、パーツ代としては2000円~程度でしょうか。木材を買っても、3500円くらいでおさまるかも。金具のチョイスで金額が多少変わります。


 ぜひみなさんもお好みのケースを作ってみてくださいね!



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