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YOU ARE SO BEAUTIFUL - 自分自身にそう言えたなら。

私の美意識や生き方に大きな影響を与えた本に、メイクアップアーティストの早坂香須子さんによる『YOU ARE SO BEAUTIFUL』という本があります。
今日はこの本のことと、そこからどのように私の美意識が変わったのかについて書きたいと思います。

私事ですが、数年前、予期せぬ出来事により心因反応を発症し、休職を余儀なくされたことがありました。外出もままならぬ期間を経て、ようやく本屋さんまで出かけられるようになった時、出会ったのがこの本。当時は早坂さんのことも、セルフケアの概念も知りませんでした。

You are so beautiful ー あなたはとても美しい。人にそう言ってもらえ時、どれほどの安らぎが生まれるでしょう。

このタイトルと装丁のピンク色が目に入った時、瞬時に心が救われたように感じたのを覚えています。この本がなければ、今の私はいなかったとも言えます。

どういった出来事だったのかは詳しく書きませんが、ショック状態で、怒りと悲しみと悔しさが混沌と心の中に渦巻いていた中、私はこの本に紹介されていたことをできる範囲で試し始めました。もともと肌が弱いので、オーガニックのコスメや食事などは取り入れていたのですが、「自分自身を慈しみ、大切にする」という考え方は、この本で初めて出会いました。時には涙をともないながら、少しずつ自分の中心を取り戻していく過程に、この本が寄り添ってくれたのです。

自分に自信のある人は、人と比べずに自分であることを楽しみ、しなやかに生き、自分を褒めてあげることができる。彼女たちは、他の女性にも惜しみなくポジティブな言葉をかけ、周りをも輝かせるパワーを持ち、品格さえ漂わせます。

『YOU ARE SO BEAUTIFUL』早坂香須子 著

本の冒頭部分から、少し引用させていただきました。この本は基本的には女性向けなので、女性に向けてのメッセージとなっていますが、これはどんな性別であってもあてはまると思います。まずは、自分を褒めるところから。自分を知り、受け入れることで、他者への興味や理解も生まれる、それが真実なのかもしれません。

「あなたはとても美しい。」自分に対してこの言葉をかけると、なんだか気恥ずかしいような、特に男性だと、ナルシスティックなこそばゆさを感じてしまうかもしれません。私も時間がかかりました。でも、胸を張っていいんです。私は美しい、自分でそう言えなければ、いつまでも自信のなさがにじみ出続けてしまうと、今なら分かります。

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そんな、今でも大敬愛する早坂さんに、先日なんと直接メイクを教えていただける機会に恵まれました!!こちら、私の顔のアップでお恥ずかしいのですが、早坂さんに仕上げていただいたベースメイクとリップです(アイメイクはゼロ、眉毛は自分です。薄いですね笑)

早坂さんに撮影までしていただけました!嬉しすぎる…!

これ、ツヤツヤに仕上げていただいたのですが、ほぼノーファンデなのです…。私、肌に本当に自信がなくて、悩みだらけなのですが、この仕上がりには驚きを隠せませんでした(もちろん加工はゼロです。本当です。)

ずっと悩みだった肌作りを根本から変えるようなプロセスを直に学ぶことができ、もはや一生の宝。リップも、その日の髪型やファッションにドンピシャな色を選んでいただきました。暗い色はなんとなく避けていたのですが、こんなにハマるとは…知らぬ間に作っていた自分ルールを解除するには、やはり上級者からの客観的目線が必要なのだなと改めて感じました。

今回は、ご自身が主宰するオンラインサロンメンバー限定のクローズドな企画だったのですが、参加者の皆さん一人一人に「可愛い、可愛い」と声をかけながら丁寧にメイクを施していく早坂さんの姿に、終始心洗われる気持ちでおりました。

日々、自分自身を美しいと思えること、これ以上に心を安定させてくれることはないのかもしれません。自分の様々な経験を通し、「世界はいつでも美しい」と私は常に信じていますが、まずは何事も自分から。"You are so beautiful"と、毎日自分に言ってあげることだけでも、十分な実践です

今日も明日も、あなたが身の回りのあらゆるものに美しさを見出していけますように。何よりも、あなた自信の美しさを慈しんでくれますように。

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