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今年の漢字「暮」

2020年の私の漢字は「暮」

シェアハウスに移り住んで10ヶ月が経って、「よりよく暮らす」の土台がまず構築された上に、仕事や学び、恋愛や地域や家や家族が、重なりあっていくことは幸せだなあと、体得した本当に大事な一年だった。

もともと、仕事が人生のやりがいと結びつきやすい体質の私は、新卒当初から仕事そのものへのやりがいで毎日ヘトヘトな一方で、生きるためのその他の活動が「不自由はないけど、充実感がないなあ」という感覚が常にあった。

2020年の春はターミナル駅に住んで、職場まで歩いて15分で、ホットヨガしてYouTubeみて神社を散歩し、時々都内まで友達に会いにいく生活は、悪くない。

でも、もっと「暮らす」って面白くなるんじゃないのか?

と悶々としていたところで、大学の友人からステキなシェアハウスと出会って、えいや!!!と実にまる2年悩んでいた重い腰をあげたのでした。

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その直後にコロナ禍となり、仕事は変わらず出社な一方で、休みの日に家で過ごす時間がふえて、シェアハウスの住人さんと毎日誰かと会話して、絵を描いたり、料理をしたりと生活が重なることで、自然の流れで、それステキ!という色んな暮らしの楽しみ方に触れる機会が増えた。

他にも、墨田区にすむ友人が緊急事態宣言の中で、地域の飲食店さんの商品を自転車に乗って地域の人デリバリーするボランティアを一緒にやらせてもらって。

自分自身も地域に愛着がわいて、地域のお店でお金を使い、そこに行けば誰かと少しお喋りをして、今度あれしてみようよ、に繋がる感じがすごく心地よかった。隅田川沿いを自転車で走るのもリフレッシュになってたなあ。

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思えば、大切にしたい友人が増えた一年だった。ありがとうございますって言いたい人がたくさんいるって素敵だ。

2019年は、Facebookの友人がほとんど増えずに終わっていた。漠然とした焦りがあって、何をしたらいいんだろうと不安で、自分のことも周りの人も大事にできてない感覚があった。

2020年もう一つ悩んだ漢字は「決」めるなんだけど、自分の好きなことを大事に物事を決めることができるようになったら、どんどん周りに共感してくれたり応援してくれる人が増えて「暮」らすが楽しくなった。

そうすると、仕事もさらに前向きにやりたいことが浮かぶようになってきて、恋愛はまだまだ低浮上だけど、変な孤独や寂しさで自分を蔑ろにしないようになって、あんなに嫌いだった料理が楽しくなってしまった。

2021年は「素」直な自分でいられるように、生きること・暮らすことを、もっともっと面白がれる一年にします。

出会ってくれた人に感謝と、これからもどうぞ宜しくお願いしますの愛を。

♪ あいみょん『裸の心』

https://youtu.be/yOAwvRmVIyo


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