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【R干潟】オオヨシキリ、コチドリ、チュウシャクシギ

5月3日(火)晴れ 5:30-11:30
今朝も寝ている夫に「さよなら」を言い残し干潟へ。
私のGWはたぶん鳥見三昧である。

干潮は11:47なので、まずマイフィールドへ。
露(雨かな)でぬれた草がぼうぼうだった。ナヨクサフジ がいっぱい繁っていた。弱草と書く割には丈夫な草なのかもしれない。
オオジュリンもアオジもいなかったので自転車に乗って堤防を下る。

途中、対岸から鳥の鳴き声が聞こえたので、堤防を降りた。
川のそばに座って双眼鏡で覗くと、何やら鳥がいるが小さ過ぎて分からない。泣き声は「ジャジャジャ、ピー」「ビービービービー」等、かなり大きな声で囀っている。今までに(私は)聞いたことのない声だ。

後ろでヒバリの声がするので気になって振り返ると、杭の上に止まっていた。珍しい。いつもは飛んでいるか地面を歩き回っているのに。

ピーチクパーチク言うヒバリ

結局対岸で何が鳴いているのか分からず、そのままぬかるんだ川沿いを自転車を引いて行くことにした。

今、ノイバラが満開。道に張り出していたノイバラをスケッチした。
小さな虫たちが集まってきている。花は小さく2センチ程。ソメイヨシノのようにほんのりピンク。

ノイバラの花

サッカーや野球のグラウンドの周りにはたんぽぽがたくさん生えていて、カワラヒワが種をむしゃむしゃ食べている。かなりの勢いでむしり取ってくちばしにいっぱい入れているところが面白い。
いつもは、気配を感じてさっと飛び立ってしまうが、今日は熱心に食べていたからか、長い時間同じ場所にいた。

たんぽぽの種をむしゃむしゃ食べるカワラヒワ

R橋の下を通り、また川沿いを歩くことにした。
さっき対岸から聞こえてきた囀りが、間近から聞こえてくる。
あまりにも大きい声だし、川沿いに住んでいる方の家から聞こえてくるような気もした。インコとか飼ってるのかもしれないし、カメラ向けるのはいけないと思って通り過ぎた。
次に、ちょっと川原近くへ入れる道があったので入ってみると、やはりヨシの上で囀っている鳥がいる。
めちゃくちゃ口を開けてる!口の中が赤いからオオヨシキリだ!
最初に撮った写真は対岸の工場がバックに写っていた。河原には一面ヨシが広がっている。
「ジャジャビージャジャビー、ジャージャージャー」
「ギョギョビー、ギョギョビー」
「ビョビョ、ジョイーン、ジョイーン」
ウグイスもそうだけど、よく聞いていると、別のオオヨシキリが鳴いている。その後に答える(張り合う?)ような感じで鳴いている。
自分の顔ほども嘴を開き、喉を大きく膨らませていた。
かなり長い時間、木のてっぺんで囀っていた。

木のてっぺんでさえずるオオヨシキリ

トイレ休憩をしてから、干潟へ。
びっくりしたのは干潟が緑だったこと。土の茶色い部分もあったけど、ヨシの生えているところから、水門から川へ水が流れ込むところまで緑だった。苔?
今日はコチドリがいないかと思って探しに来た。
右側の土の部分を見ると、小さな鳥が動いている!いた!コチドリだ。

この干潟に来てくれてありがとう、コチさん!


ちょっと歩いてピタッと止まって、進行方向とは違った方に歩き出す。完全に千鳥足だ。全然動かなくなったと思ったら、急にものすごい速さで走り出す。めちゃくちゃ早い。
餌をとる前に、片方の足を地面にトントンしていた。虫かカニを追い出しているのか?何をしているんだろう?コサギの漁を思い出した。

ピタッと止まっているコチドリ

干潟が見えなくなる水際のあたりに、アオサギがいた。
その手前を嘴の長いのが歩いている。チュウシャクシギだ!
コチドリ同様今年初めて見た。
歩く姿は恐竜のよう。

カニを捕まえたチュウシャクシギ

かなりの高い確率でカニを捕らえるカニ捕り名人だ。
私が見ている間に、10匹は捕らえて食べていたと思う。
時々、捕まえたカニを水につけてから食べていたように見えた。洗っていたのか?

嘴を泥だらけにして歩き回る

チュウシャクシギは結構大きい。タシギが後ろにいたんだけど、タシギの倍くらいの大きさだった。
そういえば、セイタカシギが一羽もいなかった。ユリカモメは数羽いた。

今日は早朝からお昼くらいまで、鳥をじっくり観察できて大満足な日だった。

0503ネイチャージャーナル













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