実はシンプル

夢を見た。

私は、学校の物理学のクラスにいる。
物理学や化学は昔からもっとも苦手な科目。

何が苦手って、何もかも難しくて、何が何だかさっぱりわからない。
特に実験の時間では、そもそも何のために実験をしているのかさえわからない。

そういえば昔、化学の授業で、試験管の中で混ぜ合わせた液体に火を近づけると、ポンッ！て破裂音がして、
”あっ、水素だっ！”
っていう実験があったんだけど、
私の頭の中は、？？？
なんで、この音がすると水素なの⁈
っとトンチンカンなことを考えていた。

実験の意図を全く理解していない💦

夢の中に話を戻して。。。
一緒のグループには何故か夫がいる。
夫は物理学が大得意。
私からしたら、全く別の世界を生きている人。

どんな実験だったのかは思い出せないが、複雑そうに思える事柄を
パズルのコマを一個一個当てはめていくように、
シンプルでわかりやすく噛み砕いて教えてくれる。

あ、そうか！
なるほど！

へぇ〜、すごく難しいことのように思たけれど、意外とシンプルだね。

っとほんの少しだけど、実験をしている意味がわかったことが、地味に嬉しかった。

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ここで目覚める。

そして思った。
世の中は、とんでもなく複雑で難しそうなことで溢れているけれど、
それって、一個一個に分解していくと、意外とシンプルなのかもしれない。

コンピュータの頭脳なんかも、素をたどれば０と１の数字の羅列からできているっていうものね。

物理学や化学に限らず、日々の生活の中で、複雑そうで面倒くさそうなこと、到底解決なんて出来ないと思い込んでいることも、小さく分解して、シンプルなものに置き換えていくと、意外と解決の糸口が見えてくるかもしれない。

実は複雑なことなんて、この世の中には存在しないのかもしれない。

物事を複雑にして、難しくしているのは私たち自身なのかもしれない。