14日間の隔離政策を延長ー香港
6月2日、香港政府は、香港人が海外から帰港したさいの14日間の隔離政策を9月18日まで延長すると発表。(台湾、マカオからの入境は7月7日まで。香港人以外にも適用されます)
これは、9月6日に実施される立法会選挙を見据えたもので、2019年11月に行われた区議会議員選挙では、多くの海外在住香港人が帰港し民主派に投票。結果、民主派が議席の約8割を超える388議席を獲得し、圧倒的勝利をおさめました。
同じてつは踏まないと、海外在住の香港人が帰港して、また民主派に投票するのを妨害するためと思われ、国家安全法の導入(審議中で、8月末までには成立、施行)といい、中国はなんとしてでも香港を支配下に置きたいようです。
六四追悼集会をやらせないために、6月4日までとされていたソーシャルディスタンス(8人以上の集会は禁止)の規制も、6月18日まで延長されましたが、大規模200万人デモがあったのが6月16日なので、節目の記念日に集会をさせないための施策が続きます。
ただ、規制を緩和すると、繁華街やショッピングモールなどで若者を中心にしたデモが始まり、普通選挙の実施、5大要求を訴える活動が増えるので、このいたちごっこは、終わりそうにありません。香港加油。
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