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春の話題2編(駄文なので読まなくていいよ)

(私個人の勝手な主観で感想を書いているだけです。他意はありません)

1,NHK Eテレを見つめ直す

録画して何回も見ては「これは良い、絶対消さないでおこう」と決めていた番組があった。
昨年(2017年)1月放送100分de名著」中原中也の最終回である。有名な詩「夏の夜の博覧会はかなしからずや」を森山未來が朗読してくれているのだ。彼の声は美しく素晴らしい。たまらない!もし私が吉瀬美智子だったら広瀬アリスだったら速攻、彼、森山未來一本で、猛烈求愛、必ず落としてやる位の、好きさ加減。特に彼は中也の詩の持つ薄暗さと相まってその詩を朗読するにはまさに適任だ。録画を見る度ごとにうーーんと唸り感心する次第。
ところが、だ。先日テレビのHDDに溜まった録画済み番組を一挙に削除している最中、この大切な番組まで誤って消してしまった。やっちまったのだ。後悔することしきりってやつだ。100分de名著だけに100分ほど、へこんだ。
さてそこで俺は考えた。どうやったらまた見る事ができるか、と言う建設的考察ではなく、結局、録画絶対保存領域にあるのはEテレの番組なのであり、Eテレの存在価値について見つめ直さねばあかん。
NHK受信料正規納付優良市民である私から言わせていただくと、確かにこのインターネットを中心とした通信インフラがここまで市民生活に確固とした地位を持ち、またスマホなどのハンディ端末を万人が所持している昨今の市民事情を併せ鑑みると、NHKの経営基盤たる「各世帯から視聴料をいただく」というシステムは、あまりに旧態依然としていて実態にそぐわないという批判も然り、納得。スマホでもカーナビでもテレビが普通に無料で視聴できる、NHKももちろん映る。ネットでもNHKニュース見ることができる。畢竟、受信料未払い世帯と、私のようなまじめ(小心)小市民との不公正感はこれから先も広がるばかり。
と、言いながらも、
じゃあNHKテレビが民放形式となった想定で話を広げると、収支バランスが取れないEテレ(教育テレビ)チャンネルは、おそらくは簡単に、さっさとなくなってしまうのは想像に難くない。あっちゅう間(あっと言う間)。だって当然もうからないもん。
でもそれ、困る。困るんです。「日曜美術館」もなくなり「100分de名著」もなくなり「基礎英語」もなくなり、あ、又吉のオイコノミアもあったっけ、もう終わりかな。純粋市民たる私にとっては、これは寂しいと言うよりは、絶対なくしてはいけないものだ、といえる。健常者から障害を持った方まで、赤ちゃんから老人まで、LGBTの人たちも、すべての日本人の知的欲求を満足させて、なおかつ遠巻きにだけど、私たちが文明社会に生きていて、絶えずいろんな事を吸収し勉強し、知らなくてはならない、という確固たる事実を教えてくれている、大切なチャンネル。つまりみんな「勉強したい」心があるのね。そこをくすぐってくれるチャンネルがなくなってしまうなんて、これは許せないなあと、勝手に激おこを始める私なのである。

熟慮30分の結論。
「おれは、確かに(受信料)払っているぞぅ!どうだ!!」
うん。これで、よし。これでいいのだ。NHKさん、Eテレ、よろしく!(矢沢永吉風に)
考えすぎか!

2,美人時計と熱湯コマーシャル

「美人時計」ってありましたよね。いつころだったっけ。はやりましたよ。記憶に間違いなければ、きれいなお姉さんが時刻のボードを持っている写真が1分間に1回ずつ入れ替わって、美女と時刻を同時に確認できちゃうという、優れた合わせ技の待ち受けだったような。そのうち派生的にご当地版美人時計もできたりして、結構楽しみだったんだけどね。
今もあるのかしら。
・・・・・・・・・・・・・・・・
google先生に聞いてみました。普通にありました。ただ、勢いは、どうだろう、以前ほどでは・・・?
ただし大切なこと発見したんです。モーニング娘に始まって、AKBやら乃木坂やらが席巻している昨今を通底している発想がそこにはあるんですよ、これは私、ちくわ会会長が新発見した事なので、みんな黙っていて欲しいんだけど、つまり、美人時計もAKBも「たくさんの美女」が登場する、だから、あなたの好みの女の子はこの中には必ずいるでしょ、てことなんですよ。今や女子たるもの「美しい」が「絶対正義」なので、まったくもって厳しい社会と言えるんだけど、そのなかでもあんな可愛い、や、こんな可愛い、の好みはお兄さんたち皆違うでしょ。でもAKBや乃木坂のなか探すとこの子が良いって推しメンが必ずいるよね、その基本を作ったのが「美人時計」なのかもね。

と、以前を懐かしむ一介のじじいたる私にいわせると、「美人時計」も確かに良かったけれどね、もっともっと前、お父さんたちの若き頃、日曜日午後の楽しみといったら「たけしのスーパージョッキー」じゃあなかったでしょうか、と話をつなげたくなりますよね。なかでも「熱湯コマーシャル」がとても楽しみで、なんせ若い女性たちがその場で水着に着替えるんですよ、その後お立ち台に乗ってひとまわりして自慢するんです。そして熱湯に浸かって、我慢できた時間だけPRできるという次第。
内容はともかく、私がその典型なんですが、ドS奥様(別名鬼嫁)の監視の下パチンコにも行けず、せっかくの休日とはいえ子守などさせられて悶々としていた、ドM(気弱)お父さんたちが唯一の楽しみにしていたのが確かにこの番組でした。うちの奥様、やっても怒るしやらなくても怒るという典型的勝手妻でしたので、私の吐露したいリズムと合う訳もなく毎日毎夜、悶々としていたんですよ、関係ないか。
でもこんなことnoteに書くと、女性クリエーター皆様に激しく怒られそうなので、今日はやめときます。あの頃は良かった、楽しかったと言いたいところなんですが、絶対言いません。

ちなみに私は、白石麻衣が圧倒的に好きです。