高齢者人口のピークは20年後!あたふたしないと!~IT・AI技術も過疎を促進する?

こんにちわ。些の件です。

 各自治体の総合戦略でも、人口推計出ているので、今更な話でもありますが、そもそも田舎に住んでる20代、30代が自分の住んでいる自治体の総合戦略どれだけ見ているんでしょう。20年後のピークに介護保険料の保険者もメインは、今の20代・30代です。
 記事でもありますが、介護サービス系の事業所とか、行政サービスを広域化して効率性あげて、IT・AI技術も使って介護・高齢者医療・高齢者福祉に関わる人件費コストも抑えましょう!ってやったら、ますます地方に人が不要になります。

 中枢都市に人も施設も集めて、サービス受ける高齢者は自宅でもサービスが受けられて、薬とかはドローンで送られてきて、施設に行く必要があれば自動運転の車で送り迎えしてもらって…

 農業もトラクターや重機類の自動運転とか、ドローンによる肥培管理、ますます働き手の数が少なくても生産できる技術が進んでいます。そのうち畑に行かない農業者も出てくるかもしれません。農業ですら畑の近くに住む必要がなくなっていく…


 今、少子高齢過疎化・人口減少の地域で、労働需要が増して、人手不足が起きているのは医療・介護・福祉分野です。ただ、この人材は都市部でも足りていません。こんな状況で、ITやAI技術が進めば、それらの人材も都市部への流入傾向が強まるでしょう。
 地域に土着して仕事せざるを得ないと思われていた農業分野でも、リモートできる仕事が増えたら、子どもの学校のことなどを考えて、都市部に住まいの基礎を移す農業者も増加していくでしょう。
 IT・AI技術は、確かに都市部で働く・住む必要性も減りますが、同時に田舎に住む・働く必要性も失われていきます


 田舎の、方向付けをしている、役職のある方々(○○長や選挙で選ばれている人たち)は、ほとんどが60歳オーバーで、「わが町でもIT・AI技術を推進していけば、若い人の人口増えるぞ」ぐらいの感覚しかないかもしれませんね。
 でも、ひょっとすると、その地域に住んでいる20代・30代の若い農家は、「畑の隅々まで5G以上で通信できるなら、もう畑の横に住んでる必要ない。子どもが野球やりたがってるから、少年団チームのある地域に引っ越そう」なんて考えてるかもしれません。


 20年後に40代~50代になる、今の20代~30代が、自分たちの20年後を想像して、まちづくり・地域づくりしないと。
 20年後に、介護保険料の高さに驚いて気付いてからでは遅い
 早くはじめないと… 

 前回は、働きたい自治体職場にしないとっていうところで終わってましたが、今回も基本は同じで、若い世代が働きたい地域にならないといけないなという結論です。

 一緒にあたふたしてくれる輪を広げて、自分も動かないと、自分が60歳を過ぎたときに、振り向いたら下の世代が全然いない、そんな地域になっているかも…

日本の片隅で公務員の経験を公務員じゃない立場で活かしていきたいです。過疎地域も元気になるお手伝いできればと思っているので、よろしければサポートお願いします。