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三島由紀夫レター教室


私の楽しみは本屋さんで本を探す事です。私も十分な高齢ですが最近は「谷川俊太郎「ひとり暮らし」上野千鶴子「在宅ひとり死のおすすめ」「お一人様」の本に目が行きます。確かに自分自身もその渦の中に入る者としてはそうなんだ~と、コックリし今の社会情勢を覗くのには本屋さんは非常に勉強に成ります(野良🙀子ちゃんは地域の事は全部知って居るそうです)

海辺の猫

今回購入したのは「三島由紀夫レター教室」です。年金が今月は頂く月なので購入しました。それが(^◇^)面白いのです。まずは「登場人物」の名前とプロファイルに釘つきです。

[A氷ママ子](45歳)これが最も始末に負えない人物です。かなり肥えて堂々たる未亡人で、元美人。ともかく手も八丁、口も八丁英語教室を,子供が男の子2人で兄の方はプレイボーイで弟は堅物。ママ子はともかく上流気取りです。(何故三島文学の女性は上流階級出身が多いのかが未だ分かりません

[B山トビオ](45歳)ママ子のボーイフレンド。有名な服飾デザイナーチョビ髭を生やして、旗竿のように痩せている(今でも服飾関係者、モデルの方々は旗竿のようです。旗竿でないと仕事の依頼が来ないのかな。健康マークの会社には健康的なモデルを使って欲しい!!)。

奥さんは針子でおとなしくトビオには一切干渉しない(世の中可笑しなもので遊ぶ旦那に糟糠な奥さんがいます。そうでないと家計が破綻してしまいます)トビオは猫を5匹飼って嬉し時には横飛びに飛んでタラバガニのようだ。

ここからが若い三人です

rectangle_large_type_2_e0582a0ef5dc5033099aa070661a3b27可愛いな

[C空ミツ子](20才)氷ママ子の元生徒ものには成らなかったが、ママ子に気に居られて今も通って居るが他は駄目でも不思議に字が😋上手く筆まめに成る。字だけを見ると優しいお嬢様かと思わせるのがミソだ。

「D炎タケル」(二十三才)貧しいながら演出の勉強をしているある。劇団の芝居にの衣装でトビオのお店に使いに出されそこに、ママ子とミツ子にも紹介され気に居られているがトビオはこのようなブルジョア的空気には反感を持っている。手紙だけはせっせと書き文才が有るので、同じ借金の申し込みでも先輩に気に居られている。

「E丸トラ一」(25才)丸々太って居て世にも楽天的であり、ミツ子のの従妹である。大学三年も留年しているが体は動かさないのに方々にペンフレンドがいる。

この5人の筆まめが、氷ママコを中心に広げるレター教室です。

この本の最後に三島由紀夫レター教室でこの箇所にとても勉強に成りnoteを続けて行くうえでヒントを頂きました

「それは良く三島由紀夫さんに来る読者からの手紙でその読者は一時が万事受取人の三島が(私の事に関心を持つだろうと前提から入って居る彼女は独りよがりの前提から入るからです。)世の中の人間はみんな自分勝手の目的へ向かって邁進しており、他人に関心を持つのは余程例外的だと、解った時に初めて貴方の手紙はいきいきとした力がそなわり、人の心がを揺さぶる手紙が書けるでしょう」

この三島由紀夫レター教室で学んでnoteで頑張ります。

三島由紀夫さんに送りたい絵です。ルノアールの絵を真似してどこでもドアーのドラえもんちゃんのように世界の人々に三島文学を・・・。

ルノワール1






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