見出し画像

改良しても売上は上がらない。のを解決「湖池屋のPDCA」がすごい理由

PDCAを何度も回してるけど
一向に売れません…。

商品が売れないとき
改善点を見つけ出し

Plan(計画)
Do(実行)
Check(調査)
Action(改善)

のPDCAサイクルを回すことは
基本の施策です。

しかし

「なんどPDCAを回しても
 一向に売れない」

と悩む経営者は少なくないでしょう。

そこで今回は
湖池屋が実践した
「正しいPDCA」についてご紹介します。

…経営において
スピードはとても重要です。

しかし、商品を改善する際に

「数打てば当たる」で
何度も改善を繰り返しても
なかなか成果が出ません。

そのうえ

費用はかさみ
社員のモチベーションも下がります。

「どこを改善したらいいか」

の答えを明確にする
マーケティングの“秘訣”を学ぶことで、

成功へと直結する
PDCAサイクルを回すことが
できるでしょう。

湖池屋は
2015年
「じゃがいも心地」という
ポテトチップスを
北海道限定で販売を開始。

お客さまから好評を得られ
満を持して全国展開するも
爆発的な売れ行きとは
なりませんでした。

しかし

「PDCA」を上手く回し
年間売上22億円の
ヒット商品に成長させます。

どのような
「PDCA」を回したのか。

実は、「じゃがいも心地」も
PDCAが上手く
回っていない時期がありました。

売上伸長を目指し
3つの改善でPDCAを回していました。

・新フレーバーの展開
・パッケージの微改良
・プロモーションの改善

しかし
これら全て売上改善に繋がらず
肩透かしの施策となってしまいます。

しかし

お客さまからの好評は
続いているという状況。

なぜ、好評にも関わらず
改善のPDCAとならなかったのか。

その要因は
ポテトチップス好きからの好評は
得られるものの

新規顧客の獲得が出来ていなかった
ということでした。

好評が続くということは
味に問題はない。

つまり

手に取られるような
「パッケージ」や「打ち出し」への変更
がPDCAのキモだったのです。

そこで

店内でパッと目に入りやすい
他社が使わない「青色」を使用し

「野菜の味」を強調した
キャッチコピーを記載。

この“正しい改善”により
年間売上22億円の
大ヒットとなりました。

…PDCAはただ行ったからといって
必ず成果に繋がるとは言えません。

どう計画(Plan)し
なにを改善(Check)するのか

をしっかりと見極めることが重要です。

とはいえ

「当たる企画の計画には何が必要なのか...」
「何を指標に改善すれば良いのか...」

と感じる方もおられるでしょう。

実は、PDCAをうまく回し
ヒット商品を生み出すためには

ある“マーケティング秘訣”があります。

この“秘訣”はPDCAだけでなく

・成果に直結する戦略
・実際にどんな施策が当たるのか
・お客さまの心を動かす打ち出し

なども明確にすることが
出来るのですが...

もし
「今すぐ売上を伸ばしたい」
「成果に繋がる具体的な施策が知りたい」

そう感じるあなたは
マーケティングの秘訣”を3つ
お伝えします。

  1. 顧客理解の深化: あなたの商品を求める顧客が誰なのか、それらの顧客が何を望んでいるのかを理解することが第一歩です。購買履歴やアンケート調査を使って、顧客の性別、年齢、居住地、趣味、関心事、購買動機などを把握しましょう。これにより、商品の改良や広告のメッセージングがより具体的で対象指向になります。

  2. 利点の強調: あなたの商品が他の競合商品と比べて何が優れているのかを明確にしましょう。特に、顧客がどのような価値を求めているのかを把握した上で、その価値を最大限に引き出す特長を強調します。このメッセージはパッケージング、広告、プロモーションのすべてに反映されるべきです。

  3. 効果的なプロモーション: あなたの商品を知ってもらい、興味を持ってもらうためには、効果的なプロモーション戦略が必要です。デジタルマーケティング、SNSプロモーション、インフルエンサーマーケティングなど、さまざまな手段を活用しましょう。また、限定キャンペーンや割引などを利用して、顧客が購入を決断するきっかけを作ることも重要です。

これらの秘訣を組み合わせて、自社の状況に合ったPDCAサイクルを作り、繰り返し実施することで、商品の売上を増やすことができます。そして何より大切なのは、継続的に顧客のニーズを探求し、その変化に柔軟に対応していくことです。それがPDCAサイクルを成功につなげる最も重要な要素と言えるでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?