マーケティングのプロ森岡毅さんから学ぶ。森岡毅流、社員の力を100%引き出す方法!
「社員にやる気がない」
「社員だけでは成果が出せない」
こういった悩みを持っていませんか?
そこで今回は
USJをV字回復させ
現在は株式会社「刀」の
社長を勤める森岡毅氏が実践する
“社員の力を100%引き出す方法”
について深掘りします。
今回ご紹介する内容は
社員の「個々の力」を
最大限引き出す方法です。
もしあなたが
「社長の自分が
何もしなくても成果が出る」
という組織をつくりたいなら
「個々の力」をつなぎ合わせて
「組織」にする”戦略性”が必要です。
・その戦略性とは何か
・どう自社に落とし込めるか
森岡氏が語る
“社員の力を100%引き出す方法”
それは
“得意なことをさせること”
です。
「なんだ、そんなことか」
「得意がない社員もいるよ」
と、思う方もいるかもしれません。
しかし
「社員が本当に得意なこと」と
「あなたが思う社員の得意」は
違うかもしれません。
“本当の得意”を見つけるためには
どうしたらいいのでしょうか。
重要なのは
ヒアリングで
何を聞くかと言うこと。
「好きなことは何ですか?」
と聞き
そこから”動詞”を
探すことで、その社員の
“本当の得意”が見つかると
森岡氏は語ります。
例えば
「旅行が好きです」
という社員がいるとします。
旅行といっても
その中にはたくさんの“動詞”が
含まれています。
旅先に「行く」こと
観光地を「調べる」こと
どこに行くか
「計画する」こと…
これをヒアリングによって
聞き出してみましょう。
もし
観光地を「調べる」ことが
好きだった場合。
その社員には
「市場調査」「競合調査」といった
情報を集める仕事を任せれば
良い結果を出してくれるでしょう。
良い結果を出せば
社員のやる気も上がり
安定して成果を
出せるようになります。
このように
“本当の得意”を見つけ
それに合わせた仕事を任せることで
社員の力を100%引き出すことが
できるようになります。
こうして
社員の「個々の力」を
最大限引き出すことができたら
あとはそれぞれの力を
つなぎ合わせていきましょう。
そうすれば
長期的に成果を出せる
“最強の組織”をつくることができます。
「個々の力」をつなぎ合わせるには
マーケティングを学び
“戦略性”を鍛えることが重要です。
森岡毅氏の“社員の力を100%引き出す方法”の深掘り
森岡毅氏と林先生との対談を視聴し、戦略についての多角的な視点が述べられており、特に以下の3つの考え方が印象に残りました。
「定数」と「変数」に分けて考える: 人間の思考において、変えられないものを定数とし、変えられるものを変数として扱う考え方。この考え方は高校数学に起因しており、会議やグループワークなどにも役立つとされています。
弱みが強みになることはない: 社会において、自分の強みを伸ばす方が活躍できるチャンスが広がるとの考え。弱みを改善しようとするのではなく、強みを最大限に活用する方針。
ヒントは動詞にある: 自分が本当に好きなこと、得意なことを見つけるための手法として、好きなことをさらに要素分解し、その中でも何が好きなのかを考える方法。
上記の考え方を組み込んで書きます。
それぞれの力をつなぎ合わせる“最強の組織”をつくる
1. 定数と変数の戦略
定数化するもの: 企業のビジョンやミッションなど、変えることができない基本的な価値観。
変数化するもの: プロジェクトごとの戦略やチームメンバーの役割分担など、状況に応じて変えることができる要素。
この考え方を取り入れることで、組織の中で何が変わっても変わらないものか、何が変わるべきかを明確にし、柔軟に戦略を立てることができます。
2. 強みを最大限に活用する組織
社員の強みの発見: 社員一人ひとりの強みを見つけ、その強みに合った仕事を任せる。
強みの連携: それぞれの社員の強みを連携させることで、全体としての組織の力を高める。
このアプローチにより、社員のやる気を引き出し、組織全体としての成果を最大化することができます。
3. 動詞からのヒント
動詞の探求: 社員が「好き」と言う事柄から動詞を探し、その社員の本当の得意を見つける。
得意な動詞の活用: 例えば、「調べる」ことが好きな社員には市場調査などの情報収集を任せる。
この方法で、社員の本当の得意を見つけ、それに合わせた仕事を任せることで、社員の力を100%引き出すことができます。
まとめ
森岡氏が語る“社員の力を100%引き出す方法”は、個々の力を最大限に活用し、それを組織全体としてつなぎ合わせる戦略に基づいています。この戦略を実践することで、社員一人ひとりが何もしなくても成果が出るような組織をつくり上げることが可能です。最終的には、このような最強の組織が長期的に成果を出せるようになります。個々の力をつなぎ合わせるには、マーケティングの学びと戦略性の鍛錬が重要であり、これが組織の成長への鍵となるでしょう。
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