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たまらなく愛おしい空間が、そこにはあった。

こうやってね、お話をしながらチャイを淹れたかったんです。

そう言いながら、彼は華麗な手捌きでチャイを淹れていった。

原宿は天窓。予定時間より10分ほど早く着いてしまったけれど、外があんまりにも寒くてドアをそっと開けてみた。
すると、中には大好きな人たちが。

あけましておめでとう
今日は、寒かったね。

なんて言いながら、わいわいと迎えてくれる。あったかくて優しいこの空間に入った瞬間に、ふわっと眠気が襲ってくる。ふふふ。安心感で満たされてるなぁ、わたし。

この日の目的は、なわくんのチャイワークショップ。秋ごろ会ったときに

スパイスじゃなくて、茶葉を変えながらチャイのテイスティングができるようなワークショップをしたい

そう目を輝かせながら語る彼を見て、実現する日は絶対にいただきに行こう。そう思っていた。

チャイにも、スイーツを担当するさくらさんとの出会いにも、天窓を会場にしたことにも、彼なりのストーリーがあって。それらを教えてもらいながら、ゆったりとチャイとバナナケーキをいただく。

自分がすきなもの
自分が極めたいもの
自分が大切にしたいこと

それらをさらっと語れる彼は、21歳には見えないくらいとても大人で。

はて、わたしは21歳の時何をしていただろうか。
はて、今のわたしはこんなにもさらっと自らのストーリーを語るだけのことばをもっているだろうか。

ちょっぴり焦りつつも、美味しいチャイと香ばしいバナナケーキと大好きな人たちに囲まれて気づいたらあっという間に3時間。
まだまだ、自らのストーリーを語るだけの材料をかき集めている最中だけれど、これだけは言える。

あの夜のあの空間は、たまらなく愛おしかった。

わたしはわたしなりに、愛おしいと思えたその瞬間を、文字として綴っていくんだ。また、noteを書き続ける理由が見つかったよ。

美味しいチャイと、すてきな空間をありがとう。


今日もお疲れ様でした。
おやすみなさい☺︎

見に来てくださりありがとうございます。サポート、とっても心の励みになります。みなさまからのサポートで、わたしの「ときめき」を探してまたnoteにつらつらと書いていきます。