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Fで響く耳鳴りとともに。

これ、b♭じゃなくてFじゃない?

こう言いながら飛び起きた。

夢を見ていた。なぜか、チューニングが始まった。吹奏楽では、b♭の音でチューニングをする。でも、聞こえてくる音はF。
クラリネットを演奏していたわたしにとって、チューニングがFから始まるのは違和感で。つい口に出したところで目覚めた。

周りを見ると、いつもどおりのわたしの部屋。一人暮らしだから誰もいないはず。それなのに、耳の中でFの音が鳴り響く。

耳鳴りだ。

聴覚障害者の多くは、慢性的な耳鳴りを感じながら生きる。
わたしも例外ではなく、幼少期から耳鳴りとともに生活をしてきた。「音のない世界」なんて言いつつ、無音の世界は知らないのかもしれない。

でも、今日の耳鳴りは一段とひどい。
起きてからしばらくぼーっとして。気にならない程度に落ち着いてから朝の用意を始めた。

やな感じ。

耳鳴りについて調べても
・低音
・キーンとした音
みたいに出てくることが多い。でも、わたしのは圧倒的にクラリネットの中間音域くらいの音。
「キー」なのか「ピー」なのかよくわからない音。
これを耳鳴りというのだろうか。

近々、ちゃんと耳鼻科に行こうっと。

それでは、耳鳴りとともに、いってきます。

#エッセイ #日記 #音の世界と音のない世界の狭間で #聴覚障害者 #旅しゃぶ更新部 #まいにち日記部 #耳鳴り

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