海外のeスポーツビジネスから学ぶ日本でのチャンス part 1
eスポーツコーチングプラットフォームGamerCoach代表のsanma3です。こちらのサイトでは現役プロからOverwatchをはじめとしたゲームタイトルのコーチングを受けられます!
自分はこの記事の中で「資本集約型で海外で成功したビジネスモデル」を紹介し日本でも十分eスポーツ産業の中でいくらでもチャンスがありお金を稼ぎ多くの人にメリットをもたらすスキームを作れるということを紹介できればと思い記事を書いています。
1.GamerSensei
やはりこのサイトを紹介しなければ始まりません。アメリカで2016年に始まったeスポーツコーチングプラットフォームのGamerSenseiです。
合計コーチ登録者数は834人、最もレビュー数が多い人で145件です。
2017年に4億円の調達を完了しています。
ゲームの指導はDsicordやSkypeなどを用いて行っています。日本で同様のサービスはGamerCoachのみですね。
中国では暴鸡电竞(バオドゥーエンジン)というサービスが2018年に16億円の調達を完了させています。
2. DreamtTeam
チーム、チームにリクルーティングしたい選手、スポンサーを検索でき実力向上のための練習サービスなどを提供しているDreamTeam.ggです。
収益モデルはフリーミアムです。有料会員になれば検索が便利になったり他の人に自分を探しやすくできたりします。
登録プレイヤー数は莫大です。CSGOの数だけで恐らく日本のeスポーツ人口を上回っています。
プレイヤーの1%が課金すると考えても430万 * 0.01 * 7$ = 3100万円の月額の収益があがっています。
2ヶ月前、5億円の資金調達を終了させています。
日本で同じ機能を提供していたサービスは自分がOvewatchをプレイしていた時で知る限りではHANA村、DiscordのTVTチャンネル、Negitaku(選手検索機能は閉鎖)です。日本でやられていた方も多いですがビジネスにするためには
・英語圏で多くのユーザーがいるタイトルでの膨大なプレイヤーベースの獲得
・資金調達して機能を充実して最大のプラットフォームになること
が日本語圏内だけだとできないためビジネスにはならなかったのかなと思っています。
3.DOJO Madness
OverwatchとLoLプレイヤーならご存じであろうサービスOverSUMOやLOLSUMOを提供しているデータ収集とAIコーチングサービスを提供しているDOJO Madnessです。
機械学習によりプレイヤーのデータを収集、プレイヤーのスキルや傾向を可視化、そしてAIにより収集されたデータをもとにアドバイスが行われます。
eスポーツは性質上プレーのデータすべてが記録されパブリッシャ―のAPIによりますがデータをサードパーティーが収集可能です。そのためこのようなAIコーチングという面白いサービスが出てきています。
海外で類似のサービスは多く立ち上がっておりGosu.aiなどあります。
2017年に6億円調達しています。
ちなみに自分はOverSUMOを使っていましたがあまり便利だとは感じませんでした。AIがプレーを指導してくれたら単純な話安くていつでも指導を受けれて便利なのでこのようなサービスは楽しみです。
まとめ
なぜ自分がこの記事を書いたかというと日本人でeスポーツ起業家で資本集約型ビジネスをやっている方が少ないと感じたからです。
自分が知る限りではCrosshare, Inc.の荒木さん、RATEL.incのしんぺーさんです。
この記事を読んだ人が「お、俺もやってみるか」と思ってやってくれたらうれしいです。Part5くらいまで書いて10-20社紹介できればと思っています。是非Twitter、noteのフォローお願いします。
About me
株式会社GamerCoach代表
Twitter: @sanma_ow
mail: kensuke[at]gamercoach.jp
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