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混乱期の対処法  古代蓮の里にて


こんばんは。若干書き直しました。

1. 自分なりの混乱期の対処法(自然に親しむ)

(1) 「古代蓮の里」を見学

昨日は、用事があり、行田市へ行き、「古代蓮の里」へも足をのばしました。(写真はフリー素材使用です)

多種の蓮(ハス)が見学し、見聞を新たに出来、気持ちも晴れて有意義なひと時を過ごせました。

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「古代蓮の里」の概要:

行田蓮(古代蓮)が咲く場所は、3か所あります。
中央の“古代蓮池”がメインの池です。
古代蓮池より北に水生植物園があり、そこには行田蓮のほかに甲斐姫が咲きます。
もう一か所は、自然な状態が人気の水鳥の池ですが、開花時期は多少遅れます。

さて、行田蓮(古代蓮)以外の40種類の花蓮ですが、南にある世界の蓮園に植えられています。
行田蓮と違って、八重咲きの花や、白色の花や黄色の花などが見られます。さまざまな種類の花達は見ごたえがあります!

(2)  見学状況

a.  多種の「古代蓮」を見て回り、大いに感動しました。

しかし、20分も外を歩くと、暑くて「熱射病」になりそうになり、途中、水分補給をしました。ホッと一息です。

b.  次いで、50mの展望タワーに上ると、展望台はエアコンが効いていたので、体調はあっという間に回復です。

エレベーターは11人定員の所、コロナ禍のために制限されていて、かえって快適でした。

展望台からは関東平野が一望に眺められ、遠くの、赤城山、妙義山、富士山などの山々の一部が確認できました。

c.  眼下には、「田んぼアート」が広がっており楽しめましたし、「田んぼ」と「アート」の組み合わせが、何とも良い雰囲気を醸し出していて新鮮でした。

(Wikipediaより:田んぼアート(たんぼアート)は、田んぼをキャンバスに見立て色の異なる稲を使って、巨大な絵や文字を作り出すプロジェクト、またその作品:)


2021年の古代蓮の里での「田んぼアート」

(歌舞伎役者、富士山、白波の図)

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(3)  感想

この混乱期にても、

緑の田畑が広がり、豊穣とした大地が、この日本を支えているようで、頼もしく思われ、また気持ちも清々しくなりました。

自然に親しむことで、「心身の健康」、「穏やかな気持ち」を維持促進できたような一日(半日)でした。

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2. 追補版 (地元の名士 渋沢栄一について、などなど)

(1)  私が興味を持ったのは最近のことですが

a.  行田市は、今、NHK大河ドラマ「晴天を衝け」でお馴染みの、日本経済の父と謳われた「渋沢栄一」の生まれ故郷「深谷」とは、隣同士です。

「血洗島」という聞くからに恐ろし気な地名が、彼の生誕地だそうですが、普通の田畑の集落地みたいです。機会があったら行ってみようと思います。

b. 私は、神奈川出身なので、子供の頃は、行田とか深谷とかの地名は馴染みがなく渋沢栄一についてもほとんど知らないでした。

しかし、地域巡りをしたり、渋沢栄一について輪郭を知ったりすると、

日本とか日本人は、奥が深い国・民族ではないか、という思いが強くなりました。(もちろん、世界各国、歴史や伝統、誇れるものであふれていると思います)

(2)  渋沢栄一の経営の考え方

a.  今、私は、現在の世界や日本の混乱は、「資本主義」に起因すると認識しています。詳細は、ここでは省略します。

b.  渋沢栄一は、経済は「お金儲け」と「道徳観」を併せ持たなければならないと考え、それを実践して、多くの会社を作り成功させたとのことです。

(著書の「論語と算盤」の大まかな感想ですが、実際にはまだ読んでいないのでこれから読むつもりです)

明らかに、現在の利潤追求(=お金儲け)一辺倒の「資本主義」とは違います。

(3)  渋沢栄一が提唱する「混乱期」の対処法

a. 簡単には、

   ① 自然災害などの「自然的逆境」には、「正しく恐れることが大事」

  人災などの「人為的な逆境」には、「自分からこうしたい、ああしたいと奮励さえすれば、大概はその意のごとくになるものである」

ということのようです。

b. 以下に、渋沢栄一の「混乱期の心構え」についての、コロナ禍をイメージしたインターネット記事を載せます。

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・「足るを知る」-これは、何を失ったことにより、何が有るかに気づいて感謝することでありましょう。(自然的逆境、人為的逆境時)

・「分を守る」-やるべきことをきちんとやって身を守ることです。(自然的逆境、人為的逆境時)

例えば、うがい、手洗い、マスク着用、「密閉」「密集」「密接」を避ける等です。もちろん、ワクチン接種も、この類に入ります。(自然的逆境)

・「天命であるから仕方ない」-ジタバタするより心を平静に保ち、場合によっては思い切って「諦観」することも必要。(自然的逆境)

  新型コロナウイルスは自然的な存在かもしれませんが、コロナ禍は「人為的な」側面もあります。

 人と人の間、あるいは人と社会の間で生じる人為的な逆境の場合、「自分からこうしたい、ああしたいと奮励さえすれば、大概はその意のごとくになるものである」という栄一は提唱しています。

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(3)  「資本主義」ではなく人の心を配慮した経済システム

渋沢栄一の「論語と算盤」という考え方の他にも、優れた経済システムが日本にあった(現在もある)と思います。

江戸時代の三河商人の「三方よし」も「資本主義」的考え方ではありませんし、松下幸之助、稲盛和夫など、昔の名経営者といわれた人たちも「拝金主義」的な考えはなく、人の心に寄り添った「経営」を目指していたように思います。

(4)  本コラム文の感想

「資本主義」が行き詰ったと言っても、過去にお手本はいくらでもあると思います。海外でも新しい経済活動の萌芽が多くみられるようになっています。

希望を新たにするとともに、今後とも、勉強して行きたいと思います。

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コロナ禍、熱暑等の天候不順の折、お身体にお気を付けください。


本日(明日)も、善き一日でありますように。

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