妊活ブログ 第2回

こんにちは。
サンコー薬局羅漢店の宮崎です👨‍⚕️
妊活連載🕊‪
第2回は、
「月経周期(生理周期)について知ろう」です。
まず、女性が自分自身の体を知るのに良い方法の1つは、月経周期だと思います。
西洋医学だろうが、東洋医学だろうが、女性の健康のバロメーターは月経周期だと言われています。しかし、月経周期のメカニズムなど知らない女性も多いのではないのでしょうか?
因みに、男性はほとんどの方が女性の月経周期について知らないと思った方がいいです。
図(スライド)を見ながら解説していきます。
まずは4つに期をわけて考えます。
低温期(卵胞期)―排卵―高温期(黄体期)―月経
✎低温期(卵胞期)
卵巣で卵子が育つ時期です。脳下垂体から出るFSH(卵胞刺激ホルモン)で、卵胞を刺激して大きく育っていく時期です。卵胞からはエストロゲン(卵胞ホルモン)が分泌され子宮内膜を厚くするホルモンです。
✎排卵
育った卵胞は、LH(黄体化ホルモン)の作用で卵胞から卵子を飛びだます。飛び出した卵子は卵管膨大部にキャッチされます。
キャッチできない場合をピックアップ障害などともいわれます。
✎高温期(黄体期)
排卵後の卵胞は黄体となり体温上昇作用、子宮内膜維持作用のあるプロゲステロン(黄体ホルモン)を分泌して高温期や着床に適した子宮内膜をつくる作用があります。妊娠した成立した場合、月経はなく、このまま高温期が続くことになります。
✎月経期
妊娠が成立しなかった時は、この厚くなった子宮内膜は剥がれ落ちて膣から血液と共に出ていきます。
このひとまとまりを生理周期(月経周期)と呼びます。一般的にはこの周期を生理や月経などと言っていると思います。低温期(卵胞期)を2~3週間、高温期(黄体期)を約2週間ですので月経周期は月経の初日から次の月経開始前日までの期間で25日~38日で、その変動が6日以内を正常周期と呼びます。
※これからわかるように月経の数え方は出血した日から、次の月経の出血前までです。
※基本的に高温期は14日です。高温期が伸びる場合は妊娠を疑います。
ですので、生理周期が長い方は低温期が長いということです。
wrote by Kyoji Miyazaki

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