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わたしのいろ〜パーソナルカラー

服をつくろうっていうとき、または服を買おうっていうときに、

どの色が自分に合うか、アラフォーになってもなお理解できずにいます。

30代半ばまでは、自分の顔立ちや雰囲気を基準に好きなように選んでも、

なんとなく様になっていた(と思う)ので大して悩みもせず、

色選びについて学ぶこともありませんでした。

直感!ただそれだけで選んでいました。


が、先日、運転免許の更新で5年ぶりの写真撮影で、

我ながら老け具合に笑ってしまうほどのショック。

マスク生活もあって、想像以上に顔がお年召している…。

色見も肉付も35歳と40歳では、ぜんっっっぜんちがう!!!!!!!!!!!

食生活や運動面の見直しや取り組みもさることながら、

やはりパーソナルカラーの知識もあった方が、

いまの自分を知ることができるし、

服えらび、メイク選びなどに活かせるはず。

ということで、今回を機に自分にあうパーソナルカラーについて学んでいきたいと思います。

パーソナルカラーとは

wikiにあるとおり、1920年代にアメリカのデザイナーRobert Dorrとスイスの芸術家Johannes Ittenが提唱した理論に基づいてます。

「自然界の色はすべてブルーベース(ブルベ)とイエローベース(イエベ)に分けられ、同じグループの色は調和する」/Robert C.Dorr

Wikipedia

また、スイスのヨハネス・イッテンは「自然界の四季の中にすべての色彩の源があり、調和する」という理論が出され、この2点がパーソナルカラーのルーツとなっている。

Wikipedia

イエローブルーの横軸に、明るい暗いの縦軸を加えてマトリックスにし、

それぞれできた4スペースに春夏秋冬を割り当てたものが従来のパーソナルカラーです。

しかし人に割り当てると、この診断方法は正確性が低かったようです。
「あなたはイエベ、春」と診断されてもイマイチ合ってる気がしないとか、知人に合ってないと言われたとか。ブルべ秋のメイクしたけど、なんか浮いてる、とか。

そもそも理論のルーツが西洋だったため、日本仕様に落とし込む必要があり、この分野はさらに発展していきます。
日本初のパーソナルカラー協会が考案したJPCA方式、日本カラリスト協会ヨシタミチコが考案した方式CUS、株式会社ラピスの花岡ふみよが考案した全民族向けパーソナルカラー16タイプカラーメソッド®(2013年特許取得)と、さまざまな理論展開を広げて、より一層パーソナル診断の正確性を上げていこうという動きがあります。
書店やWEB検索してみると、このほかにも独自の理論をプラスしているものを見かけます。

わたしが下調べせずに購入したパーソナルカラーの本は、
従来のマトリックスの横軸イエベとブルべのグラデーションから5分類にした診断方法のものでした。

実際、本のグラデーションスケールを顔に当てて鏡をのぞいてみましたが、
一人で判断するのはとても難しく感じました。
なので、どうしても「これが似合うはずだ」という先入観が働いてしまって、ニュートラルに見れない。

なので、自分以外の観察や批評なんかも必要になってくるのかな、

と思います。そもそもパーソナルカラーは自己判断が難しいかもしれません

プロの診断士にお願いするのもいいし、

周りにいるセンスがいいと思う人や、自分をよく知っている人などに、相談してみるのもいいと思います。

自分では似合ってると思っても、周囲が似合ってないって思ったら、もっといい正解があるはず。

そこが調和してないと、なんのためのパーソナルカラーなんだと思います。

そうはいっても、簡易的に診断してくれるサイトや雑誌、書籍でまずはいったん調べてみましょう。

イエローベース(イエベ)、ブルーベース(ブルべ)、

春、夏、秋、冬、

この分類診断だけでも、自分を知る第一歩です。


診断

わたしの場合、イエローベースと秋カラーが似合うとのこと。

ここからどう掘り下げていくか考えた結果、
16タイプカラーメソッド®を参考にしていこうかなと思いました。

こちらの諸派の診断士WEBがおおいに参考になったからです。
最初に購入した本(PFCメソッド)でグラデーション診断してみて、
わたしはイエベ秋だけど、そのほかの季節にも似合う色がある気がしてならないと感じました。
そして16タイプカラーメソッド🄬の考え方に非常に納得しました。
wikiにも細かく記載されているので引用します。


このパーソナルカラー診断では色相・彩度・明度・清濁の視点から、4シーズン分類法の1シーズンを4タイプに分割。計16タイプに細分化することで、パーソナルカラー診断の正確性を上げることに成功した。

wikipwdia

ファーストシーズン、セカンドシーズン
16タイプカラーメソッドにおいて、1番目に似合う色のグループをファーストシーズン(1st)、同じ色の特徴を持つ2番目に似合う別の色のグループをセカンドシーズン(2nd)という。
これは自分に似合う色の共通点を示すことで、色選びの幅や自分に似合う色の特徴をより明確にすることを目的とした表記である。
また、必ずしも2ndがはっきり出るというものではなく、2ndがほぼ存在しない者もいる。さらに1stがイエローベース分類で2ndがブルーベース分類、または1stがブルーベース分類で2ndがイエローベース分類であるパターンも多い。

wikipedia

わたしの場合、春カラーの中でも黄みがかった色たちも自分に合う。
夏カラーの中ではくすみカラーたち。冬カラーの中では暗い色たち。

これを知って、あーなるほど!と腑に落ちたのでした。

そうすれば選択肢がぐっと広がります。

JPCAが提唱した共通心理と個別心理というものも、とても興味深い理論だなと思いました。
「似合う似合わないというのは、そんなの相対的で答えなんか出ない!」
とずいぶんおおざっぱに否定していた自分がいたんだなと気づきました。

協会の考えるパーソナルカラーとは、春夏秋冬のグループに囚われず、四属性(色相・明度・彩度・清濁)との調和を見ながら診断をしていく。自分の嗜好や主観に囚われずに診断をすることが大切であり、お客様の肌の色や雰囲気に似た色を選ぶわけではない。色の属性に対して、多くの人が共通して感じる色彩の心理的作用「共通心理」と、人によって評価が分かれる感じ方「個別心理」があり、似合う似合わない(個別心理)は共通心理で論理的に説明することができる。

wikipedia

今回初めてパーソナルカラーと向き合い、調べていく中で、理論が諸派あって、色に境界線がない限り、答えもクリアになりにくい、むしろ幾重もの答えをだすことができるという可能性を感じました。

つぎの服製作のための生地カラーサンプルの見方や参考雑誌のスタイリングの見方もちょっと変わった気がします。

いえ、確実に変化しました。

骨格診断に加え、パーソナルカラーを知り、
次は顔タイプ診断について学びたいと思います。

つづく

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