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我が子からの悩み相談

答えらしきものなんて言えないよについて

答えのようなものはあっても正解はない。相談事ってそうなんだと思うんです。

昨晩、我が子から真剣な悩み相談がありました。新しい環境の中で戸惑い、葛藤や不安があるのでしょう。それが、悩みというカタチになり、我が子の前に現れたのです。

具体的な内容は我が子のプライバシーがあるので、ここでは書けません。ボクも、おそらくみなさんも感じたこと、悩んだことがあるはずの内容です。

最初は、いつものように笑顔を交えながら話を聞いていたボク。我が子のトーンが本気だったので、しっかりと向き合いました。

言いたい衝動を抑えて事実のみを掘り下げる

「どうして?」と思うことが我が子の周りで起き、はじめて直面する事態に戸惑い、はじめて故に解決法が見つからなかったそうです。ボクは実際にその場にいたわけではないので、まずは事実を洗い出しました。

その際に、ボクの感情は乗せずに、ただただ事実のみを聞きました。その間、アドバイスというか、自分が実体験したことから解答のようなものを提示したくなりました。その衝動をグッと堪え、ひたすら事実のみを掘り下げていきました。

我が子にとっては物足りなかったかもしれません。解答が得られなかったことで消化不良に陥ったかもしれません。ただ、ボクが解答のようなものを示しても、それが我が子のケースに当てはまるとは限りません。

ボクの経験から「こういうことがあったよ」「みんなが同じ感じ方、考え方ではないんじゃないのかな?」という話をしました。納得はしないけども、自分の気持ちを伝えれたこと、悩みを聞いてもらったことで、少し我が子はモヤモヤが晴れたようでした。

頭なクールな状態で冷静に聞けた

唐突な悩み相談でしたが、ゼロサイクルなどコミュケーションスキルを向上させる術を学んできたことで、それほどボク自身は戸惑いを感じることなく、また気負って解答を出そうともせず、冷静に話を聞くことができました。

同意して、深く頷き、悩みの種となった人を攻撃する。今までのボクならばそうしてきたと思います。あるいは、「そんなの気にしない」「大したことはない」と突き放すように言ったと思います。

いかにコミュニケーションを円滑にし、周りと良い関係(馴れ合いではないです)を築き、自分が生きやすくするかを探ってきたことで(今も継続中です)、頭はクールな状態を保てました。

感情的になることも時に必要かもしれません。事によっては感情的になることもあります。我が子というフィルターがかかれば、それも当然かなと。

ただ、今後もなるべく冷静に、自分の思いを押し付けることなく、まずは耳を傾けて事実を掘り下げて行ければいいなと思っています。

おもいのままに。続けます。今日も呼吸ができた。ありがとう!

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