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やさしさであふれるように

分かるけど、分かるけど、不快な思いをしたことについて

昨日、公共空間で不快な思いをした。

30代くらいの男性が何度か咳をした。

状況が状況だけにボクも気になった。

感染者が出た場所でもあったので。

もしや!とも思った。

でも、花粉症の可能性もある。

ボクも咳はでないけど夜は喉が痛い。

気持ちは分からなくもない。

だからボクはその場を動かずにいた。

静観していた。

しばらくすると、男性はまた咳き込んだ。

マスクをしていなかったけど洋服で抑えながらだ。

一応は最低限の咳エチケットはしていたと思う。

でも、60代くらいのおじいちゃんには、そうは映らなかったようだ。

「咳をしているならマスクくらいしろよ!!」

30代男性にコトバをぶつけた。

不意のコトバに男性はキョトンとしてた。

コトバを吐き捨てたおじいちゃんは席を移動した。

一方的に話すのではなく、コミュニケーションは取れなかったものか。

なんだか寂しく、不快になった。

適切な言い方、伝え方はなかったのか?

首都東京では外出自粛要請が出ている。

敏感になる気持ちは分かる。

ボクも頃合いを見て席を立った。

8割は軽傷、残り2割は重症。

コロナウイルスに関して、そんな情報が入っていたからだ。

罹りたくはない。

そう思うのは当然だろう。

いつもならばやり過ごすけど、今回は行動に移した。

でも、言い方、伝え方は、あるのではないかと思う。

「マスクはないの?それならば帰宅した方がいいんじゃないの?」
「花粉症かい?それでもマスクはしようよ。こういう状況下だからさ」
「マスクをしていないわたしが言うのもなんだけど、あなたも気を使ってマスクをした方がいいんじゃないのかな?」

こんな風に相手のことを一旦は考えて、それから発言しても良かったのではないだろうか。

高齢者の死亡率は高い。

若い世代よりも敏感になるのも分かる。

それでも、コトバを乱暴に投げつけるのは良くないと思う。

咳が気になっていたのは、おじいちゃんだけではないしね。

やさしさであふれるように

みんなが先行きの見えない不安を抱えている。

見えない敵の脅威にさらされている。

ストレスは日々、蓄積されている。

イライラするのは分かる。

だからこそ、やさしくありたいとも思う。

眼前で咳をされたらボクも黙ってはいないけど。

極端に閉鎖された空間でも、換気の悪い場所でもない。

まして男性とおじいちゃんは隣り合っていたわけでもない。

JUJUではないが『やさしさであふれるように』と願ってやまない。

それは今だけではなく、いつもなのだけれども。

おもいのままに。続けます。今日も呼吸ができた。ありがとう!



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