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痔痔通信

あれからのことについて

先週の火曜日に痔ろうの手術をしてから数日が経過しました。一度、経験しているからか、それとも前回よりも症状が良かったからか、耐えがたいほどの痛みを感じることはありません。排便の時には勇気が要りますけどね。

我が家の子どもは、そこそこ物事の意味が分かる年齢です。ボクがお尻の手術をしたことも認識しています(園ではオマタの手術をしたと言っているので、それは困りものですが)。前回の手術のことも覚えています。前回と今回とで我が子の違いといえば、心配ができるようになったことです。

子のやさしさに涙腺崩壊

今朝トイレに行く時のことでした。一人で行ける機会も増えてきたとはいえ、まだまだ一人で用を足せないことがあります。今朝がそうでした。「パパ、一緒に行こうよ!」と誘われトイレに向かったのですが、急に反転してリビングに戻った我が子。

「どうしたの?」と尋ねると、「パパはお尻が痛いでしょう。だから待っている間に座布団に座っていてね」と笑顔で座布団を持ってきてくれました。いつものごとく涙腺は崩壊しました。人のことを思い、心配できるようになったのだね。パパはうれしいよ。

座布団を用意してくれた以外にも庭のハーブを摘んできて(ヘッダーのディルの写真)、「これを頭に乗せて寝ていれば必ず良くなるから。絶対に乗せて寝てね」と意味不明のお見舞いをされたり。もちろん、まだまだ自分中心の考え方が強いですが、自分以外にも気を回せるようになったのは素晴らしいですよね。順調に成長しています。

とはいえ、ボクが円座に座っているところに全体重を乗せてくるときもあれば、気配を消して背後に回ってお尻タッチしてくることもあります。やめてくれ!!と思いつつも、子どもらしいスキンシップが微笑ましくもあります。

術後の経過が悪くないとはいえ、異物を取り除く人間の性質上ゴムが押し出されてきていて、それが当たっているから痛かったり、排便の時には血が出たりしていますが、我が子がその度にこころ温まることをしてくれるので気が紛れています。

弱っている時の家族の存在、子どもがいることがどれほど力になるか。実感する日々です。明日は術後、初の健診。さて、先生はどんな診断をするのか。ゴムを締め直すんですが、これがまた痛いんですよね。また、機を見て痔痔通信を出そうと思っています。

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おもいのままに。続けます。今日も呼吸ができた。ありがとう!

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