2歳児はアレが怖い
チャイルドシートの上で、三男がしきりに天井を指さしていた。
「あれこわいー。あれこわいよー。」
見上げても何もない。そこには我が愛車、オデッセイの天井があるのみである。
運転席に夫、助手席にジュニアシート、後部座席にチャイルドシート×2。チャイルドシートに挟まれて小さくなった肩で私は天井をキョロキョロする。
「どれかなー?」
三男は「こわいからーおしてー」と言う。
おす。
スイッチのことかな?
後部座席の天井についている空調のスイッチを順番に押す。温度を上げたり下げたりON/OFFしたり。
それでも三男はなおも
「こわいからー!はやくおして!」と次第に目に涙を浮かべながら繰り返す。
なんだなんだ?
もしかしてオバケでも見えてる?
「これ?これ?」
と言いながら天井のスイッチを1つずつ指差す。
「これ?」
「ちがう、よこー!」
「これ?」
「あれ!」
「これ?」
「そのーよこのー、あれ!」
「これ?」
「それぇ!それこわいからピして!」
「これ!?」
「それぇぇぇ!!!おかおがいたいでしょ!」
風向き→顔の矢印が顔に刺さっているように見えるらしい。
車内は爆笑に包まれた。
風向きを足向きにしたら
「それでいいよーー」
とお許しが出た。
(おまけ)
ドライブをしていると会話が弾む。
窓の外に森が見えた。
「大きな森だねー。何か生き物がいそうだね。(ふくろうとかタヌキとか)何がいると思う?」
三男「イヌじゃない?」
イヌ。野犬かな?
車内は爆笑に包まれた。パート2
そんなかわいいだけの2歳児のスタエフがこちら。
えぇ。皆様が歌ったり喋ったりしているのに、子どもの声を配信するという卑怯極まりない技を使いました。ごめんなさい。
でもこのたどたどしいしゃべり方は文字起こしできないんです。
▼2歳児の話はこちらも
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