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審神者とは

今回結構真面目に話をします。


私は審神者です。

審神者と聞くと、聞き馴染みのない方も多くおられると思いますので【一般的】な情報をまずお伝えします。


【審神者とは古代の神道の祭祀において神託を受け、神意を解釈して伝える者のことである。 後には祭祀の際に琴を弾く者を指すようにもなった。 「さにわ」(歴史的仮名遣いでは「さには」)は、元は「清庭」(さやにわ)の意味で、神を祭り神託を受けるために忌み清めた庭(場所)のことを指したとする説が有力である。】

出典:ウィキペディア


近代審神者の中で有名な方は大本教の出口王仁三郎先生などが有名なところでしょう。


私は家系からそのお役目を引き継いだことと、お世話になった福岡の師、先生のもとで修行をさせていただき

審神者を名乗らせていただいております。

家系の先代や、先輩方などと比べるとまだまだ学ばなければいけないことはたくさんあります。

本来であれば「審神者」と名乗るのもおこがましいのでは?と思うほど

しかし、先祖から受け継いだ御神体や、発する言葉、役目、行動に責任を持つためにもこのような形で名乗らせもらっております。


今回この記事を書かせていただこうと思ったのには、二つ理由があります。

・霊能者の中に審神者をしない人が多いこと

・精神世界において審神者の作法などがあるにもかかわらず、適当な方法で審神者の役目を名乗られている方がいらっしゃること。


1.審神者としてこの活動をしていく中で精神世界、今でいうスピリチュアルな世界を扱う方の中に審神者をせずに高次のメッセージを伝えている方が多いのが見受けられます。

決して伝えること自体に否定はしません。

むしろみんなが良くなるためならメッセージを伝えてほしいです


例えばですが、今の時代になってからというもの

「風の時代」「直感が全て」「ワクワクすることが大切」などあると思います。

風の時代・・・誰が言ったのか?

直感が全て・・・直感だけだと危ない。それは脳科学的にも理由があります。その方の今の状態には直感は大丈夫なのか?審神者の能力を持つ方はここまでの情報を精査します。

ワクワクすることが大切・・・悪魔が誘惑する時もわくわくさせるんです。あと化学的にもワクワクさせることが危ないパターンがあります。


確かに大切なことではあります、ただ鑑定をしている人やスピリチュアルメッセージを発信している方はその悩みを持っている方に高次のメッセージを伝えるときホントにそれが高次のメッセージであるかどうか?

精査するのが大切なのではないでしょうか?

まあ、上の例は抽象的なのでわかりにくいかもしれませんね


2.こちらに関してなんですけどこういうことして審神者を名乗ってる方がおられたんです。

・指でパチンとして審神者をする方。

・審神者◯ードを使う方。

・礼儀、作法、知識、常識がない方

二つ目に関しては霊能力使わない方なのかもしれないのであんまり深くは言いません。


基本的になんですけど審神者って神道のお役目の一つなんですよね。

ですので、少なくとも

・基本的な神道の作法、神霊の方々の知識は知っておく必要がある。

・ものではなく、ある霊的な作法による審神者の仕方を知っている必要がある。

・仲介が必要である(審神者なら意味がわかるかもですね。)

などなど


現実世界だけならカードとかでもいいんでしょうけど、基本的に審神者するには特定の作法があったりします。

特に挙げた指パッチンに関しては

審神者は基本的には行いません。なぜか?

「指パッチンすることで何が起きるのか」

本当にわかっているならしないからです。

普通に霊能者がすると危なかったりしますよ


そういうことです。


これをいうとたまにですね。

「今は時代が変わったからそんな難しいことしないで楽しく行こうよ!」

みたいなことを言われる方がおられます。


皆様は

例えば裁判官や警察が「時代が変わったからもっとラクに楽しくしていいんだよ!変えてもいいんだよ」

みたいなことを言われて「そうだよね!!」ってなりますか?


言われてるのはそういうことです。


審神者がやる行いの役目って何か分かりますか?
そもそも役割の問題と気持ちの問題を一緒にすることを混同している方が多くおられるように思います。

別問題です。


そういう方ほど、神社で許可もなく踊ったり神域に踏み込んだりする方がおられるのです。

先日ある宗像の神社においてスピリチュアルの方々が神社の神職以外の方が踏み込まれては行けない神域に踏み込まれようとしてる様子を目の当たりにしました。

「そこは神域ですけど、入ってはいけないでのはないでしょうか?」とお伝えをしたら不貞腐れた方がおられました。女性の集団でしたがすごく納得できない顔をされてました。


皆様はこれがおかしいことだということがわかっていただけますでしょうか?


神社にこういう方が増えてるという現状があります。


自由を平等に享受するためにルールやマナーがあると思います。

神様の世界ほど、逆に厳格なしきたりがあるのはそれだけ厳かな学び、真理に近い学びに触れることを表してるからだと私は考えています。


そういう方が増えてきたからこそ「審神者」の必要性があるのではないでしょうか?

私もまだまだ知らないことたくさんありますので、もしもっとこうだろ!!
ということがございましたら教えていただけると光栄です。

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