孤独

宇宙の広さを知ってる

近くにある
まぶたの奥

全部
うそっぱち

あなたも
あの人も

宇宙の広さは
時として
自由を奪う

ひとりごちる
計れない 時間の長さ

闇を生む
宇宙の片隅に
寄る辺なく
力つきるわたしを

賛美歌が
駆け巡る

行かなければならない場所は
この 宇宙のどこにあるのだろう
まぶたの奥
すぐ そばの気もするけど

わからなくて
日々のささやかな積み重ねを
震えるほど かみしめて
気持ちのやり場がわからなくなる

どこが 結末なのだろう
宇宙の広さを知ってるのに

#詩 #詩作#記憶#昇華#孤独

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