NHK「おはよう日本」の特集「家族葬」にて、取材を受けました。
こんにちは、燦ホールディングスnote編集部の祖父江です。
2023/10/6(金)、NHKの報道番組「おはよう日本」にて、"広がる「家族葬」。変わり始めた葬儀のかたち”というテーマで、さまざまな取材から構成された特集が放映されました。
そのなかで、公益社で９月に開催した家族葬セミナーの様子や、新しい家族葬ブランド「エンディングハウス」の会館内の様子、および当施設で葬儀を行われたご遺族のインタビューなどが、番組内で取り上げられました。
今回の放映の見逃し配信は、NHKプラスでも期間限定でご覧いただけます。お時間のある方は是非ご覧ください。(視聴期限：10/13(金) 午前7:45 まで）
番組の冒頭では「コロナ禍による価値観の急速的な変化を受けて、葬儀の少人数化が加速しているという」背景が、鎌倉新書様の統計資料をもとに示されました。このデータでは、2013年から2022年度の間で、葬儀に参列する人数の平均は78名→38名へと、約半数になっているとのことでした。
その理由として、先に述べたコロナ禍のほかにも、核家族化や長引く景況の停滞感など、さまざまな要因が考えられるかと思うのですが、"終活"という言葉が世の中に広まった2010年以降、故人様と深く接した近しいご遺族の方々による「最後のお別れを、ゆっくりと過ごしたい」という根本的な想いや願いが顕在化し、それにともない、葬儀も「広く浅く」から「狭く深く」へと変化しているのではないか？と思っています。
番組の前半では、2023/9/10に公益社・吹田会館で実施した家族葬セミナーの様子が取り上げられました。この日も残暑の厳しいなか、定員を超える30名近くの方々にご参加いただき、"終活に関する意識"が年々高まっていることがうかがえました。
また、番組内では親子でセミナーにお越しになった方へのインタビューが放映されておりましたが、このように親子同伴でご参加される方々もますます増えており、親に葬儀の相談をすることは「本人に申し訳が立たない」や「縁起が悪い」という考えが、もはや古いものになっていることをご認識いただけたかと思います。
番組の後半では、公益社の新葬儀ブランド「エンディングハウス大阪鶴見」の会館施設の様子が紹介されました。
※施設の特徴については、前回の投稿にて詳しくご紹介しておりますので、以下の記事もご覧ください。
取材当日には、９月に当施設で葬儀を行われた畑井田邦子さんに会館へお越しいただき、NHKからの取材にも応じていただきました。
インタビューのなかで「自分たちがゆっくりとお別れができる状態が、一番良かったと思っている」とコメントされていた畑井田さんの表情や声色からは、夫の勝さんへの想いが画面越しに強く伝わり、心を動かされました。
私共の施設およびスタッフが、畑井田さんやご親族の方々に対してご満足いただける「最後のひととき」をご提供できたのであれば幸いです。改めて勝さんのご冥福をお祈りいたします。
番組の締めくくりには、終活の専門家（シニア生活文化研究所・小谷みどり氏）のコメントとして、以下2つの視点から事前準備の重要性について説いておりました。
特に家族葬を実施する際には、どこまでの親族（兄弟や親子のみ？親戚一同も含める？）を呼ぶのか？というご遺族側の判断が、葬儀の場所や形態にも大きく関わること。
社会的地位のある方や交友関係の広い方などは、そもそも近親者のみで執り行う「家族葬」という形態が適さないケースもあること。
今回の畑井田さんのケースのように、突然倒れてお亡くなりになってしまうようなケースでは、故人の遺志を受け継ぎにくくなるため、皆が元気なうちに、少しでも家族間で話題に触れておくことも重要といえるのではないでしょうか？
セミナー・事前相談に一度お越しください。
当社グループでは、葬儀および終活に関するセミナーや事前相談を随時開催しております。
「特に何か差し迫っているわけではないんだけれど…」という方であれば、気軽にご参加いただけるセミナーやイベントの開催日がおすすめです。また、時期によってはオンライン（Zoom）でのセミナーも実施しております。
「もう少し踏み込んだ相談を行いたい」というのであれば、個別の事前相談をお勧めいたします。各会館には個室の相談室をご用意しており、プライバシーにも配慮しております。また、ご相談は何度でも無料です。
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