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【合格率は?】~よりそう人を増やす~第25回葬祭ディレクター技能審査試験 受験結果について

こんにちは。さんホールディングス公式noteです。

「シニア世代とそのご家族の人生によりそいささえる
ライフエンディングパートナー」をパーパスとして終活から葬儀、その後のご家族のサポートまでそれぞれのお客様とご家族の人生を豊かにするお手伝いを行っています。今回は「葬儀に携わる人のよりそう資格」についてご紹介します。 

葬祭ディレクターという資格をご存知でしょうか?

葬祭ディレクター技能審査制度とは、
葬祭業に従事する人々の知識・技能の向上を図り、併せて社会的地位向上を図ることを目的として、1996年3月に厚生労働省(当時、労働省)より技能審査として認定を受けた制度です。
葬祭ディレクター技能審査協会が試験を実施されています。

新型コロナウイルスの影響を受けて試験を2020年度は中止、2021年度は延期したものの、1996年夏に第1回試験を実施して以来、今回が25回目でした。

本協会が認定した1級葬祭ディレクター、2級葬祭ディレクターの累計は37,000人、これは葬儀業従業者総数約84,000人(『平成28年経済センサス』)に対し44.1%を占めます。
ただ、資格をお持ちで今は葬儀業に従事されていない方もいらっしゃいますので、葬儀に携わる人の4割の方がこの資格を持っている、ということにはならないかと思います。

高齢社会を迎え、葬祭業務の社会的重要性が高まるとともに、葬祭サービスが、消費者の身になり消費者の視線に立っての、細やかで専門性をもったものであることが求められています。
葬祭サービスを提供するに相応しい人材であるかを総合的かつ客観的に評価する資格と言えるかと思います。

昔からあるフジテレビ系列のドラマ「赤い霊柩車」で大村崑さんが自己紹介されるときに「葬祭ディレクターの、、、」とおっしゃられることでご存知の方もおられるかもしれませんね。

受験資格

葬祭ディレクター試験の受験資格には

1級
(2022年9月30日現在)、葬祭実務経験を5年以上有する者、
または2020年度以前に2級合格後2年以上葬祭実務経験を有する者
2級
(2022年9月30日現在)、葬祭実務経験を2年以上有する者

となっています。実務経験を必要とする資格です。
また試験は学科試験に加え、実技試験もあります。
1級を取得すると
全ての葬儀における相談、会場設営、式典運営等の葬祭サービスの詳細な知識と技能
を持っているという証明になります。

第25回の試験は2022年4月12日に実施されました。
当初は2021年9月7日に開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、2021年8月20日に全会場での試験延期が発表され、改めての実施です。2020年度の試験は中止になったので久しぶりの試験でした。

葬祭ディレクター試験の試験内容

試験範囲は広く、学科試験では電話帳ほどの厚さの書物から宗教儀礼・遺言・相続・民法・心理学などについて出題されるなど、その範囲は多岐に渡ります。さらに実技試験では司会進行・幕張りの技術が問われるといった内容になります。

今回当社グループの公益社、葬仙、タルイからの受験者は
1級で19名(女性7名、男性12名)、
2級は10名(女性5名、男性5名)でした。

受験結果は?

受験結果ですが、1級も2級も全員合格!
ホッとする結果となりました。

これで当社グループでは(2022年6月14日現在)
葬祭ディレクター1級保持者 282名(女性64名、男性218名)
葬祭ディレクター2級保持者 24名(女性11名、男性13名)
計306名(女性:75名、男性:231名)
の有資格者にて、お客様の大切な人のお別れによりそうこととなります。

お客様のあらゆる要望にしっかりとお応えするため、公益社、葬仙、タルイのスタッフは日々サービス品質の向上につとめ、大切な方を亡くされたご遺族の悲しみを和らげるホスピタリティの心を第一に、葬儀・家族葬のお手伝いをしております。

試験が終わっても

葬祭ディレクター試験に合格したからもうOKではなく、
葬儀やお別れの場では専門性に加え消費者視線での行き届いたサービスが求められています。
試験前はもちろん学科ごとの研修があります。下記は
2019年の研修時の画像です。

幕張りの研修(2019年夏研修の画像)


試験合格後も、お客様がよりよい別れをしていただくための当社独自のサービスの教育を教育を専門とする部署が行っています。

どこの会館で葬儀を依頼いただいても満足いただけるよりそう人を増やす仕組み、また今度紹介させていただきます。

まずは合格した皆さん、おめでとうございました。

(担当S)
#終活 #葬儀 #葬祭ディレクター試験 #ライフエンディング #よりそう