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出版情報:こころの科学増刊『若者たちの生きづらさ』(日本評論社)

 当社取締役 ビジョン・クラフティング研究所 所長の松本桂樹が執筆した、こころの科学増刊『若者たちの生きづらさ』が日本評論社より発売されました。「生きづらさを生む社会で伴走する」の章の、「企業における若年層の適応問題」を担当しております。

 目次をご覧いただければわかるように、内容は多岐にわたっております。私もかつて思春期問題を専門としておりましたので、時代の流れを感じます。ぜひ目を通してみようと思います。

+++ 目 次 +++
序論としてのエッセイ……石垣琢麿
●総 論——若者たちに責を問わないために
心理学では現代の青年期をどのように理解しているか……大倉得史
学生相談担当者が捉えた今を生きる若者の「生きづらさ」……高石恭子
SNSがもたらす若者の生きづらさ……杉原保史
幼少期の虐待が青年期にどのような影響を与えるか
——「私は何者か」をめぐる問いを生き残るために……篠崎志美
〈コラム〉「生きづらさ」と当事者研究……小林 茂
 
●生きづらさを生む社会で伴走する
伴走する就労支援——市民による相互ケアを実現する「静岡方式」……松原弘泰・津富 宏
企業における若年層の適応問題……松本桂樹
若者の貧困のリアル……山本智子
表面化しづらいヤングケアラーへの支援……森田久美子
性的搾取に遭う若者の理解と支援の安全性……野坂祐子
留学生・外国にルーツをもつ若者の生きづらさ……大西晶子
〈コラム〉薬物に頼ってしまう若者たち……原田隆之
 
●こころに生きづらさを抱える若者たちに伴走する
発達障害で青年期になって問題が顕在化する人たち……中島美鈴
ひきこもりの生きづらさと叡智——新しい社会参加を見据えて……境 泉洋
対象理解なくして支援なし——ゲーム依存と生きづらさ、こころの居場所……佐久間寛之
自傷・オーバードーズ・自殺……松本俊彦
ストーカー行為と生きづらさ……小畑千晴
複合的マイノリティ——精神疾患、発達障害のある性的マイノリティの場合……松本武士
〈コラム〉精神科医からみた今の若者たち……渡邉慶一郎
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出版社:日本評論社
定 価:本体1,500円+税
ISBN:978-4-535-90468-2


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