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交流分析学会誌に論文が掲載されました

 出版からちょっと時間が経ってしまいましたが、交流分析研究第46巻2号(2021年)に、「交流分析の哲学から見たオープンダイアローグ」という論文が掲載されました。これは2021年の日本交流分析学会第46回大会のシンポジウム、「多職種連携の次のステップ~交流分析の活用に向けて」において精神科の立場から発表した内容を論文化したものです。

 交流分析は、「人はだれでもOKである」「だれもが考える能力を持つ」「人は自分の運命を決め、そしてその決定は変えることができる」という哲学的前提を持っていますが、これはまさしくオープンダイアローグが大事にしているものであると気づき、またオープンダイアローグは究極の多職種連携とも言えるので、学会シンポジウムで紹介した次第です。

米沢宏:交流分析の哲学から見たオープンダイアローグ.交流分析研究46(2),62-70,2021
日本交流分析学会
http://www.js-ta.jp/index.html


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