人にどこかをおすすめする勇気を出したよ#63
最近「○○でおすすめのスポットある?」という質問に対して意識的に答えるようにしている。
自分が好きな場所すらわからない人間がほかの人におすすめするなんて難しいと思っていたし、私の価値観で判断してお勧めするのが怖かった。
とにかく自分の感覚に自信がなくて、私はおいしいと思っても相手はおいしくなかったり、不快な思いさせたりしたらどうしようって思ってしまっていた。
相手がどう思うかは私にはコントロールできないことだと気付いてからできるだけ考えないようにしている。考えれば考えるほど不安になって、プラスのことは一つも生まれないから。
もしかしたら、私のおすすめが相手の好みに合わなかったとしても、最終的にそのお店に行くと判断して行動したのは相手だから私の責任だけじゃないと言い聞かせている。
この人におすすめ聞いても良いもの出てこないわって思われたら二度と聞かれないかもしれないけど、それでいい。たまたま相手と私の好みが合わないだけで、私にも相手にもそれぞれ合う人はいるはずだから。
自分が行きたい店を言えないのが辛くて、まずは相手におすすめしてみることから始めようと思って聞かれたら答えると心に決めた。
実際、今日までに3回聞かれて3回答えた。
毎回ドキドキだった。
答えた後もどうだったかなって心配だった。
でもそれ以上は考えなかった。大丈夫だったかなとかをね。
今日は3回目の日だった。私はこの町にそこまで詳しくないけど、知っている範囲で答えたら、「さすがです!ありがとう!」って返してくれた。
情報は人それぞれ持っている情報量によって価値が変わるんだなって感じた。もともと知っている情報だったら、可もなく不可もなく、どちらかというと良いってくらいだけど、知らない人にとっては新しい発見でそれだけで価値がすごく高くなる。
しかも今日は「教えてもらわないと絶対わからない場所だった!ありがとう☺」って連絡までくれた。
お店がどうだったとかの情報はないからわからないから不安はあるけど、でもそんなのただ表現してないだけかもしれないし、普通だったかもしれないし、好みに合わなかっただけかもしれないし、分からないからそんなことは考える必要がない。
連絡から読み取れるのは少なくとも教えてもらわないといけない場所に行けてハッピーだということ。いや~良かった。
この価値が生まれただけでも勇気を振り絞って言って良かった。
日々、挑戦だ。少しずつ積み上げるものが私の自信になるのさ。
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