まったく売れない商品が、ネーミングだけで別人になる
商品の成功を左右する物凄く重要な一つがネーミングです。パッケージデザインと同様、ネーミングは商品の運命を大きく変える力を持っています。今回は、ネーミングについてお話しします。
こんにちは、わがままブランディングの珊瑚です。
ネーミングパワーを侮らないで!
正直、私も昔はネーミングの重要性をまったく重要視していませんでした。
商品のセンスや質こそが重要で、名前はおまけくらいの要素なのではないか?くらいに考えていたのです。
しかし、ネーミングについて学ぶにつれ、その考えは大きく変わりました。実際、大企業が多額の予算と時間を投じて開発・宣伝した商品が、ネーミングが適切でないがために大コケしたという事例は枚挙にいとまがありません。
一方で、名前の語感を工夫したことで、売れ行きが5倍、10倍と驚くほど変わり、それがきっかけでロングランになった商品もたくさんあるのです。
ほんの少しの違いが、運命を分ける
ネーミングの威力は、ほんの小さな微細な違いから生まれる場合もよくあります。料理で言えば、最後の一振りの塩が料理の味を大きく変えるように、ネーミングのわずかな違いが商品の運命を分けるのです。
例えば「缶入り煎茶」、これはどう名前が変わったかご存じですか?
これは言わずもがな「おーいお茶」の元の名前で、確かネーミングを変えてまったく別次元の売上になったらしいですよね。。
お客さまの心のドアを開くネーミングパワー
優れたネーミングは、商品の価値を伝え、親近感を持たれ、お客さまの心のドアを開きます。商品名から連想される雰囲気が、お客さまのこころを開き、購買意欲を高めるのです。
ネーミングは、商品が持つメッセージをストレートに凝縮した言葉です。その言葉が先に走り出し、お客さまの心をつかむのです。切りこみ隊長です。
だからこそ、ネーミングは商品の成功に欠かせないんです。
ネーミングは運命を変える魔法の言葉
ネーミングは、商品の運命を握る魔法の言葉と言えるでしょう。適切なネーミングは、まったく売れなかった商品を人気者に変身させる力を持っています。
皆さんも、商品開発のにかかわった時はネーミングのことを忘れないでくださいね。センスとみんなの想いを込めて、お客さまの心のドア開くネーミングを考え抜いてください。
そのネーミングが、商品(子ども)の運命を大きく変えると思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます!
わがままブランディング 珊瑚
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?