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ギャルソンの言葉。「私は、服を作っているのではなく、概念を作っているのです」
ギャルソン(服ブランド)のデザイナー川久保さんの言葉で「私は、服を作っているのではなく、概念を作っているのです」という言葉があるみたいです。すごくいい言葉だなとおもったので、今日はこの言葉について私なりの考えを書きたいと思います。
こんにちは、わがままブランディングの珊瑚です。
コムデギャルソン(川久保玲さん)のことば
ファッションデザイナーの川久保さんはこのような言葉を発言されています。
「私は、服を作っているのではなく、概念を作っているのです」
私はギャルソンの服は高価で袖を通す機会はなかったですが、川久保さんの活動や考えはとても尊敬していて、一人のミュージシャン、思想家、スポーツ選手の生き様を見るような感じで雑誌などで見かけるたびに見ていました。
表現者はみんな同じ。
小説家が小説を書く
ミュージションが楽曲を作る
建築家が建物を設計する
スポーツ選手がプレーをする
飲食店が料理を作る
八百屋さんが野菜を売る
このような活動も、すべては同じ事だと思います。
川久保さんが「服」を、画家が絵を描く際のキャンバスと同じところに位置付けて、服を作ることを通して概念(=考え、価値観、思想)を作って世の中に投げ掛けているのと同じように上記の職業の方が仕事で何かを書いたり作ったりするのは何も変わりがないと常々思っています。
ビジネスや会社もそういうことなんだと..
そう考えると会社やビジネスをやるということも、まったく同じではないでしょうか?
人に経営活動の想いを伝え、共感してもらい、ながくお付き合いをしてもらうという意味で。
この「概念づくり」というのは、ビジネスの長期的な成功には、もう今の時代感では不可欠な要素です。なぜなら、それは単なる機能や価格以上の価値を顧客に提供することが長い繁栄の源で不可欠要素だからです。
まとめ
川久保玲さんの言葉は、ファッションではない仕事をしている私にも本質を鋭く突いて響きます。会社を経営したり、フリーで仕事をするということは、ファッションデザイナーやミュージシャン、小説家と同じく、最後に残るのは「概念(想い、価値、思想も)を作る」ことなのです。
昭和が少しづつ昔になりつつある2024年の今、機能や価格だけで勝負する時代は完全に終わりました。自分の仕事の意味を深く考え、独自の「概念」を仕事の活動の中で創造し、それを感じてもらうことが、これからのビジネスの成功なのだと思います。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
わがままブランディング 珊瑚
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