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そぎ落とすことで見えてくる本質!引きの美学でビジネスに新しい視点を
今回は、「引きの美学」というテーマについて私なりの考えをお話ししたいと思います。私たちは、新しいデザインや機能、斬新な方向性などを求めがちですが、逆にそぎ落とすことで新しい価値が生まれることもあるのではないでしょうか。今日はそんな「引きの美学」という事についてお話しします。
こんにちは、わがままブランディングの珊瑚です。
新しいことだけを「新しい」と思っていませんか?
デザインや製品開発において、私たちはついつい新しさや斬新さを追求しがちです。
新機能
新デザイン
未来的デザイン
新バージョン
新スペック
などなど常に前進することを目指します。
しかし、時には立ち止まり、本当に必要なものは何かを考えることも物凄く新しいデザインなのです。
引くことで生まれる新しい価値
逆もどりすること、つまり引くことで、新しい価値が生まれることがあります。例えば、茶道の千利休は、過剰な装飾を排し、簡素で質素な美を追求しました。それまでの茶道とは一線を画す「わび茶」のスタイルは、引くことで生まれた革新的な美学だったのです。
千利休の例からもわかるように、引きの美学は決して後退ではありません。不要なものを削ぎ落とし、本質を見極める作業は、新しい価値を生み出すための重要なプロセスなのです。
私たちにも引きの美学は実践できる?
では、私たちはどのように引きの美学を実践すればよいのでしょうか。
まずは、
「減らす」
「そぎ落とす」
「戻る」
「止める」
「止まる」
「捨てる」
といった感覚を意識してみることです。
例えば、デザインをシンプルに減らすことで、かえって商品の魅力が際立つことがあります。あるいは、機能を絞り込むことで、使いやすさが向上するかもしれません。一見すると後退しているように見えても、実は新しい価値を生み出しているニューデザインです。
引きの美学で自分らしさを磨く
引きの美学は、自分なりの価値観や美意識を磨くためのヒントにもなります。常に前進することにこだわるのではなく、進むべき部分は進み、止まるべきところは止まり、自分にとって大切なものは何かを考えてみるのです。
激ヘタな絵でも、
軽自動車でも、
立ち食いそばでも、
それが自分らしさであれば、それでいいんです。
いや、それがいいんです。
むしろ、そういった個性が新しい価値を生み出すきっかけになるかもしれません。
引きの美学のまとめ
引きの美学は、新しさを追求する私たちにとって、とても示唆に富んだ考え方です。減らすこと、そぎ落とすこと、戻ることで、誰も気づかなかった新しい価値を見出せるのです。
実は私は超引きの美学賛成派です。
それぞれの価値観があって当然ですが、皆さんも、たまに引きの美学を意識して、自分なりの価値観や美意識を内省してみるのはどうでしょうか。
新しい発見や創造のきっかけが生まれるはずです。
いつも心に太陽を!
わがままブランディング 珊瑚
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