脳科学から見ても認知科学から見ても伝えるって難しい【読書日記】
夫に対しては、常に伝わらないと思っている私が読んだのは、
こちらは、脳科学の観点から解説しています。
まずは、「わかりあえない」ということを前提にすることが大事と最初に教えてくれます。
脳のバイアスはいろいろなもので構成されていて、自分がわかるから相手もわかるわけじゃない。自分の印象に残ったから相手もよく覚えているわけじゃない、ということを本当にいろいろな角度から説明してくれてます。
見ている世界がみんな違うから、相手のことを理解できないのは当たり前だし、自分のことを理解してもらえないのも当たり前。
わかりあえないのが自然だから、それを受け入れて、相手の頭の中を想像するのが大切です。
伝わらないからって、イライラしちゃダメなんですね。
そして、もう1冊。
こちらは、認知科学の観点から。
こちらでもまず、私たちはそれぞれが頭の中に「当たり前」を持っていて、その「当たり前」はみんな同じではない、といっています。
なので、相手に理解してもらうためには、相手の思い込みの塊と対峙していくこと、相手を正しく理解するために自分の思い込みに気づくこと、が大事なのです。
そのためには、まず相手の話を聞くこと、そこから相手の視点や心の動きを推論すること、が必要です。
でも、それはものすごく高度なことなんですって。そうやって見えない心の内をすり合わせていくことで、相手の立場に立つということに近づきます。
どちらの本にもあるように、兎にも角にも相手は自分とは全然違うんだ、って受け入れることが超重要なんですね。
そして、相手を思い通りに動かそうなんて思うっていうのは、全くの無理ゲーなんです。
ということを、骨身に染みさせなければいけません。ʅ(◞‿◟)ʃ
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