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N.ニシマキ
2018年3月6日 23:45
正直なところ、谷崎潤一郎についてはあまり詳しくないし、この作品しか読んだことがない。ただ、初めて読んだときは文学ってすごいなあと小学生並みのな感動を覚えた。春琴と佐助の関係性は一種のサド・マゾ関係にあるが、この作品、性については意外なほど描写が少ない。ただただ断続的なエピソードによる日常的な関係性にだけ描写の焦点が当てられている、それなのにエロティシズムを感じる。本作のアマゾンレビューを見