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柔らかい炎天下

焼き焦げるアスファルトに
甘ったるいラバーソールを引き剥がされたいんだ
ただれ落ちるみたいにギシギシと鳴り
白雲混じりの空に心と足が生えた感じっていうか
届かないのに立っていてそれも
飛べる事はただの一度も
名残のサカナと嘘と傾げた首
今まで黙ってたけど
僕のオッダイはほとんど片目さ
軋み合うザラメで糖衣したヴァーティゴ錠で
大きなサヨウナラを言ってみるから
そこで見ていてよ


タイトル:One Goodbye
収録作品:The King In A Rookery
アーティスト:Pivitplex


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