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トップの顔色をうかがう人ばかりになる中小企業

トップに気に入られるかどうかだけ

評価基準があいまいどころか、評価基準が存在していないことが中小企業にはよくあります。
トップに気に入られれば評価され、出世し、賞与額が増えます。

中小企業における評価基準は
「トップに気に入られるかどうか」
ただそれだけです。


一度決まった評価の逆転は難しい世界

トップに気に入られればその会社での人生はバラ色です。
一方で気にいられないとかなり厳しい人生を歩みます。
そしてその評価を逆転することは相当難しいです。
というよりも逆転することはほぼ不可能でしょう。
一度そのレッテルを貼られたら、その会社にいる限りずっと同じ評価のままです。

トップの評価の基準はない

さらにトップに気に入られるかどうかの基準はありません。
飲み会に参加したとか、
挨拶をしっかりするとか、
言われたことをすぐやるとか、
文句を言わないとか、

基本的には、トップの言うことを従順に聞くことが気に入られる近道です。
でもそれだけではありません。
トップの言うことをしっかり聞いていたのに、
「あいつは言われたことしかやらない」
と評価されてしまう人もいます。
難しいですね。
トップのその時の気分がいいかどうかも影響するのかもしれません。
ややこしい世界です。


中小企業でどう生き残っていくか

中小企業は、そんな難しくてややこしい世界です。
なので、
余計なことはせずに、
意味のないところで目立ちすぎずに、
トップの顔色をうかがっている人ばかりになります。

もちろん熱い思いがあって会社に入った人もたくさんいます。
でも、そんな人のほとんどは
現実に順応するか、
あきらめるか、
会社を去っていきます。

なのでトップの顔色をうかがう人しか残りません。
そしてトップの取り巻きは顔色をうかがう人ばかりで固められます。
その結果、トップの権力はますます強大になります。

そんな中小企業でよい人生を歩みたい、
トップに気に入られたいと思う人はどうすればよいでしょうか?


実践してみましょう

私からのアドバイスとしては、
①いつも元気でいる
②トップから言われたことはすぐにやる
③トップの好き嫌いを理解する
④トップの機嫌を注意深く見る
⑤トップの今後の予定を知っておく
ということです。

仕事をしているとトップに言いにくいことも伝えなければなりません。
トップと考え方の違うことも導入しなければならないときがあります。

そんなときは、上記のアドバイスを思い出してください。
④トップの機嫌が今はどんな状態なのか、
⑤トップの今後の予定を見ると今はイライラしているかもしれない、
そんなことを判断しながら、
トップに提案をするタイミングをつかむということです。

③トップの好き嫌いを理解したうえで、
トップが嫌いなことを伝えることが必要な場面もあります。
そんなときに④トップの機嫌、⑤トップの今後の予定を考慮してタイミングをつかみます。

そして、①元気でいる、②言われたことをすぐにやる
ということを日ごろから積み重ね、
トップからの印象を良くしておきます。

印象が良いなかでタイミングを見計らえば、
評価が下がることはまずないでしょう。
そうすれば、中小企業での人生はバラ色になります。

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