ところどころほつれた心をうまくまとめて包み込むローズの香り
ローズの精油はとてもパワーがあります。
たった1滴で心の奥深くまで届き、丸っと包み込んでくれる感じ。ローズの精油を1滴採るために50本ものバラが必要といわれるだけあって、自然の力がギュッと凝縮されている香りです。さすが花の女王です。他の精油にはないパワーを感じられるので、ここぞというときに使えるよう、高いのですがスタンバイさせておきたい香り。
なんだかさみしい。心にぽっかり穴が空いたような。そんな時にローズの香りを嗅ぐとその隙間をしっかり埋めてくれる。
もう大丈夫だよっていわれているような安心感。
何か物足りなさを感じている時は、自分に満足できていないことが多いものです。満足してないってことは、向上心があるという見方もできますが、でももっと、プラスの面をみてもいいんじゃない?って思います。マイナスを埋めるより、プラスを伸ばす方がいいこともあります。
本当は今の自分でも十分素敵なのに、その素敵なところに目を向ける心の余裕がなくなっている。ああ、とてももったいない。
そんなとき、「そのままで十分じゃない」って自分を受け入れる心の余裕をもたらしてくれる香りです。
精油は時間が経つほど劣化してしまい、早めに使わなくてはいけないものなのですが、ローズは逆。時間が経つほど香りがまろやかになっていく感じがします。
誰にも助けを求められない時でもきっと私を助けてくれる香り。そのために、精油箱の中で静かにスタンバイしています。
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