記事一覧

虫の声

 窓があいているのかと思いきや、その場所をつきとめたら      風呂場から大音響の虫の声  暦

螺鈿
2日前
1

秋の畑・秋の雲

     もう上がれと呼ばれ返事す秋の畑  暦      女湯や鹿の子模様の秋の雲  暦  

螺鈿
10日前
1

秋の空

 初めてはいった呉服屋さんは親切だった。      半衿を買うて帰りの秋の空  暦

螺鈿
2週間前
2

冷やか

     冷やかや食器重ねし卓に居る  暦  あしたは(から)白露。仲秋にはいる。

螺鈿
2週間前
1

蜻蛉

     きらきらと田の上を群れ飛ぶ蜻蛉  暦

螺鈿
1か月前
1

今朝の秋

 朝は蝉の声がこんな感じだっただろうか。鳥の声もいつもより小さく少ない不思議      庭の木の静かなること今朝の秋  暦  きのうは(から)立秋である。

螺鈿
1か月前
1

西日

 あぽろんさんを思い出して      車庫の二階ひとり西日の秘密基地  暦 上六。

螺鈿
1か月前
1

黴拭う・蝉時雨

     鍋敷に柱に壁に黴拭う  暦      日の落ちてさらに盛るや蝉時雨  暦

螺鈿
1か月前
2

空蝉

     空蝉を五匹並べし卓で昼  暦

螺鈿
1か月前
2

蝉時雨

     近づかば静かなりたる蝉時雨  暦

螺鈿
2か月前
1

初蝉

 きのう今季初の蝉の声を聞いた。朝だけだった。今朝も聞いた。      初蝉や途切れ途切れて消ゆる声  暦

螺鈿
2か月前
1

赤紫蘇

 摘んでしばらく経ってもまだぬくい。水の中でさえ      流水で洗う手に赤紫蘇の熱  暦

螺鈿
2か月前
1

朝顔

 濃いピンクと薄紫の花か咲いて    蔓巻かぬ朝顔二輪うすぐもり  暦  種を蒔いて発芽したのは5本である。4本は支柱に誘導して巻きついて上へ伸びている。1本は蔓を…

螺鈿
2か月前
1

赤紫蘇

 梅漬けに使う紫蘇を摘んで      赤紫蘇を水洗いせり果実の香  暦  まるで葡萄のような香りだった。

螺鈿
2か月前
1

虎が雨

     カーポートのビニールの屋根虎が雨  暦

螺鈿
2か月前
3

梅雨じめり

     取り込みて干し直したり梅雨じめり  暦  おととい(6月23日)梅雨入りしたと見られると発表したということである。      線香の刺す灰硬し梅雨じめり  …

螺鈿
3か月前
2

虫の声

 窓があいているのかと思いきや、その場所をつきとめたら
     風呂場から大音響の虫の声  暦

秋の畑・秋の雲

     もう上がれと呼ばれ返事す秋の畑  暦

     女湯や鹿の子模様の秋の雲  暦  

秋の空

 初めてはいった呉服屋さんは親切だった。
     半衿を買うて帰りの秋の空  暦

冷やか

     冷やかや食器重ねし卓に居る  暦
 あしたは(から)白露。仲秋にはいる。

蜻蛉

     きらきらと田の上を群れ飛ぶ蜻蛉  暦

今朝の秋

 朝は蝉の声がこんな感じだっただろうか。鳥の声もいつもより小さく少ない不思議
     庭の木の静かなること今朝の秋  暦
 きのうは(から)立秋である。

西日

 あぽろんさんを思い出して
     車庫の二階ひとり西日の秘密基地  暦
上六。

黴拭う・蝉時雨

     鍋敷に柱に壁に黴拭う  暦
     日の落ちてさらに盛るや蝉時雨  暦

空蝉

     空蝉を五匹並べし卓で昼  暦

蝉時雨

     近づかば静かなりたる蝉時雨  暦

初蝉

 きのう今季初の蝉の声を聞いた。朝だけだった。今朝も聞いた。
     初蝉や途切れ途切れて消ゆる声  暦

赤紫蘇

 摘んでしばらく経ってもまだぬくい。水の中でさえ
     流水で洗う手に赤紫蘇の熱  暦

朝顔

 濃いピンクと薄紫の花か咲いて
   蔓巻かぬ朝顔二輪うすぐもり  暦
 種を蒔いて発芽したのは5本である。4本は支柱に誘導して巻きついて上へ伸びている。1本は蔓を誘導したとき折れてしまった。支柱の下の方で花をつけた。ほかの4本は蕾をつけて上へ蔓を伸ばしている。
 朝顔は、秋の訪れを告げる花だそうである。秋の季語なのである。

赤紫蘇

 梅漬けに使う紫蘇を摘んで
     赤紫蘇を水洗いせり果実の香  暦
 まるで葡萄のような香りだった。

虎が雨

     カーポートのビニールの屋根虎が雨  暦

梅雨じめり

     取り込みて干し直したり梅雨じめり  暦
 おととい(6月23日)梅雨入りしたと見られると発表したということである。

     線香の刺す灰硬し梅雨じめり  暦