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【今からすぐにでも開業できる?カフェ@ベトナム】

ちょっと前に「ベトナムでは、今、思い立ったら吉日、即、商売ができる」
といった感じで、建物1階のわずかなスペースに、テーブルと椅子を並べただけのカフェーをオープンしている様子を、TikTokの動画に上げていた日本人の方がいましたが。

「そんなに簡単にできない、まず飲食のビジネスライセンスの取得が必要だ」
他にも、税務署や消防署に届け出をするなどいろいろと面倒なことはたくさんあり。
そういうものを申請しないまま、この外国人(日本人)が商売を始めたのだとしたら。
公安が来たら一発で罰金、業務停止は必至!と突っ込まれていたようでしたが。

要は彼の言いたかったのは。

それぐらいのスピード感、シンプル感で、実際にビジネスが行われているのが、このベトナムという国だ!
ということだったのではないと思います。

実際にPham Viet Chanhの街角というか、店先に、屋台を出して商売を始めた人たちが、あそこにもここにも。
コロナ後には、ドリンクスタンドにスィーツ、バインミー、ローカルフードなどなど。
復活した屋台もあれば、新しくできた屋台も次々と。
この人たちがみな、ビジネスライセンスを取得したり、収入を申告したり…している風には思えないのですけれど。

そんな中、当店の斜め向かいで長らくドリンクスタンドを出していた女性がいました。
以前は若い男性がここに屋台を出していたのですが、コロナ後、先にここを陣取って商売を始め。
「店(場所)を乗っ取った」と、ウチのスタッフたちは話していましたが。

彼女は英語応対できるし、当店がデリバリーを頼んだドライバーが道に迷って離れたところに車を止めてしまった時、酒瓶を運ぶのを手伝ってくれたことがありました。
ご近所のセキュリティーのおっちゃんたちとも仲良くしていて。
毎晩、屋台を離れたところまで仕舞うのを手伝ってもらったりしていました。
いつもそこそこお客様がいましたし、雨期に入ると雨除けのシェードを施工した時は、近所のみんなで助け合っているといった感じでした。

ですが、いつの間にか店がなくなってしまいました。

先日、お隣さんがずっと工事しているなーと思っていたら、こんなカフェが(写真)!
一階部分が単にオフィスのバイク置き場になっていたので、間貸しをしたのでしょう。

そして運営していたのは、いなくなったと思っていたあの、女性の方でした。
当時はまだ少女だったと思っていたお嬢様も、しばらく見ないうちに大きくなって。
お母さんのお手伝いを良くして、英語も話すようです。

カフェの看板が当店のアドレスプレートを隠してしまい、配達の方が迷われるようですが。
※完全に、ウチのプレートが隠れてしまっているw
上のICSさんも何も文句を言ってないようなので。
私もそのままにしています。
ま、大した問題じゃない。
今時、ドライバーさんもGoogleMapで辿り着きますから。

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