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【日本酒の営業で、飛び込み営業をしてみました】

【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopのお酒のライセンスはBtoCなので。
お酒のプロモーション、お酒の営業は一般のお客様向けにしかできません。

エンドユーザーのお客様とは毎晩、Face to Faceで接していますので、
日本酒に対する意識や趣向について窺い知ることができるのですが。

では当店のような小売店や、飲食店さんは、日本酒についてどのように思っているのだろう、扱っているのだろう。

昨年より、Biprogyさんの「JapanMarket Place」の事業のお手伝いをさせていただいている関係で、私の中ではブラックボックスだった流通の間の部分に興味がわいてきました。

2023/04/18
【農林水産省の補助事業に採択された企業様のお手伝いをさせていただきました】
https://sake.vietnhat.tv/e54900.html

2024/05/10
【シェアリング小口輸送を可能にするDXシステム×蔵元さんとのミーティング】
https://sake.vietnhat.tv/e56733.html

いくらエンドユーザーの方たちに日本酒を!とイベントやプロモーションをしても。
その間で流通させ、販売する側が意識を向上させて販売数を増やしていかねば、普及してゆきません。

ワインショップはたくさん見かけるのに、日本で言うところの「酒屋」(特に日本酒専門の酒屋)は、いまだに当店しかございません。
※コンビニ、スーパー、自社の商品しか扱えないインポータ、サプライヤー直営の販売店は省きます。

今回、ホーチミン地域で、インポーター、サプライヤーをリサーチし、シェアリング小口輸送を可能にするDXシステムを紹介し、利用してもらうという仕事をお引き受けしました。

と言っても、昨年3月からの助成事業では、ベトナム国内で30社以上のインポーターさんをすでにご紹介しています。

また、日本酒を扱う販売店は当店しかございませんし。
このシステムは飲食店や販売店から直接、蔵元に受発注ができるようになっているのですが。
商品登録、通関が厳しいベトナムでは、香港やシンガポールのように、ボタン一つで商品が届くということはありません。

というわけで、ワインを扱っている店から当たってみてくれということになりました。
今後ワインショップが日本酒を扱ってゆく可能性は大いにある、というのは誰もが考えていることです。
1区だけでも、ざっと5~6件はあります。

まず、4月に日本のインターンから戻って来て、今年8月で大学を卒業する女子学生にお手伝いをお願いしました。

日本から戻って来て、あまり日本語が上達していないなと感じ、日々の業務から少しでも、語学とビジネスを学んで欲しいと思ったからです。

2024/04/22
【日本にインターンで行ったベトナム人女子学生。一年間の成果はどう?】
https://sake.vietnhat.tv/e56615.html

まずはこのシステムの資料を送り、理解してもらい、次に私が顧客に送る日本語分を英文・越分に翻訳をしてもらいました。
Googleを使っても良いのですが、そのまま転記すると、主語が曖昧な日本語は厄介です。
まずは日本語文を→英訳→越訳の順に訳すと文法上都合が良いのですが。
英訳も、「そんな言い方はしない」的文章が多く、レクチャーしました。
さらに越訳になると支離滅裂で。
「ベトナム語にはいろんな表現があるため、それを模索した結果、こうなりました」と言うのですが。
Zaloのチャットではそのようなことが良く起こりうるのですが、契約書などのビジネス文章になると、そのままGoogleで日本語に訳しても、分かりやすい日本語訳になります。

要するに、誰が、誰に、何を売るのかが分かっていないのだなと判断し。

「飛び込み営業」に通訳として連れてゆくことにしました。

20日間、訳文を徹底的にレクチャーしましたので。
現場で戸惑っている風はなく堂々としており、ひょっとすると営業が得意かも知れません。

午後から6件回って、1件は移転か廃店、1件は店舗ではなく本部でアポを、残りは社内で資料を検討しますか、オーナーや経営者が今、不在なので。
という返答でした。

私が名刺とともに【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopのショップカードをお渡しし、素性も明らかだからか。
日本人だからか。
お店の方の対応はとても丁寧でした。

さて、お名刺はいただきましたので。
これから、本格的に定期的に営業を掛けていきましょう。
また、あと何十件ぐらい、該当社はあるでしょうか。
全部、当たってゆきます。

※写真:通訳さんと遅いランチと言うか、早い夕ご飯というか…を一緒に。
 彼女は日本のソース焼きそばが好物のようで、「焼きそば」を食べていました。

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