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ヨガが出来なくなった。SNSが見れなくなった。ヨガが嫌いになった。

私は2018年、今から2年前に「多発性硬化症」という病を発症しました。

ヨガインストラクターだった私が、体が思うように動かなくなって、ヨガインストラクターを諦め、ヨガの呪縛(?)に苦しみ、もがいた記録。

自分の記録として残しておきたいので、ちょっとマガジンにまとめて書いていきます。

発症〜いまの私の事は、こちらの記事へ飛んでみてください。

序章

ヨガをしていると、自分の体に敏感になります。

今でも忘れない2018年8月1日のアシュタンガマイソールクラスでの出来事。

練習中にお腹を下してしまいました。
練習中に下痢になるなんて今までなかったので、ちょっと戸惑いましたが、マイソールクラス中に2−3回トイレにいき、しばらくこもっていたのでサボっていると思われたかもしれませんが、そんな余裕はないくらい辛かったのに「帰りたい、休みたい」とも言い出せない私はただのバカまじめでしたね。

そこからです。

足の裏が痺れていることに気が付き、はじめは「気のせい」とも思っていましたが、そうではないことを確認したのは、2−3日経過してから。

ふくらはぎにまで痺れが広がって、指先、腕のまで感覚の鈍さが広がって、歩きにくくなるまで2週間ほどでした。

早かったなー。

これから私の「ヨガは絶対」の信念に苦しむことになるのです。

1. もうSNSのヨガの投稿も見られない

今まで生活がヨガ漬けだった私は、SNS(Facebook、インスタ)は殆どがヨガの友達関係。しかもインスタの「おすすめ」に上がってくるのもほとんどがヨガ関係。

手足が痺れてヨガどころか、まともに指先の感覚も分からない状況だった私は、もうヨガ関係の記事を見るが嫌になりました。

というか、見れなくなりました。

「ヨガさえしてなければ、こうならなかったかも」
「ヨガを頑張らなければ病気にならなかったかも」

もうヨガなんてしない。

と思いながらも、今までのようにヨガが出来ない自分を受け入れたくなかった。

だって、普通にアシュタンガヨガしてたのに、いきなり指先の感覚がおかしくなっちゃうんだもん。歩けなくなっちゃうんだもん。

そんなの受け入れられるわけがないですよね。

2.痺れてうまく動かない体

退院してからマットに乗ってみると、当たり前だけど自分の思うように動かない体。大きく動くと痺れる腕。キャットカウで脊柱を動かせば痺れる上半身。うまく踏み込めない足。

自分の体なのに、全然コントロールが効かないん。

悔しかったなー。

キャットカウくらい満足に出来ないのかよ。

でも、私はこの時まだインストラクターに戻りたいな。と思っていたのです。この先、私は苦しむことになるのです。


この続きは、また今度。

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