ジュエリーと収納
5年ほど使っていたジュエリーボックスを、ある時、買い替えることにしました。
きっかけは、ダイヤモンドのピアスを手に入れたこと。
いろいろあって、ダイヤのルース(裸石)を2つ購入してピアスに仕立てたのですが、購入したダイヤに鑑定書がついていたので、ピアスと鑑定書を一緒にしまっておきたいな、と考えたのです。
整理整頓が苦手なので、別々にしておいたら鑑定書をどこにしまったのかわからなくなりそうだし、一応鑑定書もあるダイヤなのに、もし自分が死んだらそれがわからなくなってしまう。
鑑定書はB5判ほどのサイズ。3ページ分くらいが厚みのあるファイルに収められています。ルースが2つなので2冊あります。
それまで使っていたジュエリーボックスはごくノーマルなもので、4段に分かれてはいるけれど鑑定書を入れられるほどの大きさではありません。
新しいジュエリーボックスに買い替えよう。
買い替えるにあたって、“こうしたい”と思ったのは以下です。
・・・しかし、探してみると難しい。
単純に、「たくさん収納したい」ということであれば、いいな、と思うものはたくさんありました。
“ジュエリーボックス”の名にふさわしい豪奢なageteのものや、ピアス用やネックレス用など好みのタイプのトレイを好きなだけ重ねられるSTACERSのものなど、実際に購入する手前まで行くほどだったものもあります。
けれど、どれも肝心の鑑定書が入らない。
もう諦めて鑑定書の上にジュエリーボックスを置こうかなあ、と思うようになっていました。
「ジュエリーボックス」で画像検索をかけて、表示された結果をつらつらつらつら眺めて・・・。
ある時、見つけました。
「ジュエリーチェスト」というもの。
その名の通り、ジュエリーを入れる引出しタイプの収納。
もはや家具なので、ものを増やしたくないとか省スペースでジュエリーを整理したい、という方にはおすすめはできません。
実際、もののあふれる狭い部屋で猫3匹と暮らす私も“これはもう家具 “とたじろぎました。
ですが、このタイプなら自分が抱く“こうしたい”が、ほぼ、叶う。
部屋を整理して置き場所を何とか確保し、決めました。
購入したのはディノスのもの。
9段引出しで、リングもピアスもたっぷり収められるし、バングルもちゃんとしまえる。
そして!もちろん、2冊の鑑定書も一緒に入れることができました。
リング、ピアス、ネックレス、時計用の引出しは取り外しできる仕切りがついています。
底板の上に直接リングやピアスを置くのが気になって、好きな柄の大判ハンカチを敷いてから仕切りをつけてみました。
引出しを開けるたび、お気に入りの布の上に置かれたお気に入りのジュエリーを目にすることができます。
ココロが弾みます。
ジュエリーやアクセサリーが好きだといつの間にか増えてしまったりするし、バングルのように厚さのあるものもあったりすると、ジュエリーボックス1つではなかなか整理しきれない。
そんな時、ジュエリーチェストという選択肢があってもいいんじゃないかな、と思ったりします。