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毒親か否か

"俺か、俺以外か"みたいなタイトルだな。(笑)



ニュースをそんなに見ないので知らなかったけど、"毒親"って言葉がブームになってるんだとか??



へぇーーー。



でも、中には自身の親について、毒親だと疑いを持ちながらも毒親と呼ぶことをためらっている人もいるのは少し可哀想だと思った。




それはハラスメント問題と似ている気がする。



例えばセクハラ問題。




「これってセクハラ?」

「いやいや、自意識過剰にも程があるでしょ。」




私自身は、セクシャルハラスメントを受けたと感じたことはほぼないけれど、別の人にとってはセクハラの域に入ることを受けていると思う。



例えば、飲み会でガンガン下ネタ話されたり、どんな下着はいているのか、胸のサイズ、陰毛は剃る派かどうかを聞かれたり。



元々この手の話に抵抗がなく、楽しんで話せてしまう方です。




私にとっては、全然セクハラに入らないけど、苦痛だと感じる人もいますよね。

人によって感じ方って違いますから。




では、その人が苦痛と感じているのに、「あなたが感じているのは"苦痛"の範ちゅうではありません」って誰が決められるのでしょう?



何の基準でしょう?

それは自分基準でしょう。






自分の親が毒親かどうかを決めるのもまた、他人が決められることではないと思います。




私は、小学生の頃から自分の親が狂っていると感じていました。


周りの人達は、誰一人として、私の親が狂っていると思いませんでした。




だけど、私は自分の気持ちを貫き通しました。



「この親は絶対狂ってる!!」


一緒にいたら大変なことになると中学生になる前から思ってた。




でも、親と一緒にいたらなぜ大変なことになるのか、理由なんて分りませんでした。


ただただ死ぬほど苦痛でしかなかった。



当時は、自分の親について、"一緒にいるとなぜか、頭と心が壊れそうになるくらい苦痛に感じる親"っていう認識でした。




そうして、家庭の問題を抱えたまま、何の解決の糸口も見つからず、時間は過ぎていった。


20代に入ると、あちらこちらで人間関係のトラブルが絶えなくなり、


アルコールに走るようになり、飲んだ時は毎回何かしらやらかして、自己嫌悪・罪悪感・劣等感に悩まされた。




どうして私はこんな人生なのだろう。


私は不幸の星に生まれて、死ぬまで不幸な人生を歩む運命なのだと、本気で思ってた。




そんな時、たまたま読んでた本の中で"毒親"という言葉を知った。


調べてみると、自分の人生に関係していることがたくさん書かれていた。



毒親という言葉を知り、全てが繋がった。



自分は死ぬまで不幸な人生を歩む運命なんか持ってなかった。


確かに不幸な星(家庭)に産み落とされたけれど、人生を変えられる可能性は持っている。




それに気付いたのに何十年とかかりました。




私が自分の人生を変えることができ、こうして毎日幸せに過ごせているのは、"毒親"という言葉を知り、"自分の親は毒親だ"と他人の意見に惑わされずにしっかりと認識し、それに必要なケアを行ってきたからです。



自分の親が"毒親"だと思わなかったら、これは大変な問題だという意識で向き合っていなかったですからね。




あなたが毒親だと思ったら、その親は毒親なんですよ。

他人の意見なんか関係ない。



認識できない限り、私のように長い年月を不幸な日々で終えることになるでしょう。


他人の意見を信じるのではなく、自分の心の声を信じましょ!

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